なんだか最近ジメジメしています。九州北部まで梅雨入りみたいです。山口はどうなんでしょうか。まあこちらも九州北部みたいなもんなんですけど。
今回はソウル旅行記の最終回です。長々とすみません。盛りだくさんの旅行だったので。
二泊三日のソウル旅の最終日。この日は大きなイベントもなく、昼過ぎの出発時間まで完全フリータイムとなりました。
韓国グルメ制覇のため、朝食に選んだのは豆腐スンドゥプ。日本でも専門店がある韓国定番のお料理です。ずっとこちらにきて思うことですが、韓国の唐辛子料理って思っている以上に全然辛くないんですよ。さすがにキムチは辛いやつも多いけど、今回のスンドゥブも全然マイルドな辛さで美味しかったです。
最終日は「これぞ韓国!」という雰囲気を満喫できる南大門市場まで行ってきました。明洞から歩いて数分の距離です。
ほぼ観光客だらけの明洞と違って、南大門市場は地元臭プンプンの雰囲気。全く異質の空間がそこに広がっていました。久しぶりの南大門市場ですが、思っていた以上に規模が拡大しているように見えました。
まずは市場内にあった古〜いデパートへ突撃。
ここがまた超ディープな穴場スポット。所狭しと衣類や靴などがギチギチに並べてありました。偶然見かけたジーンズが「アルマーニ」ならぬ「アルマニア」って書いていあります。しかも1000円。こういった模倣品も韓国らしくてグッドです。
完全に耐震構造や火災対策を無視したデパートだったので足早に退散。
その後もカメラ片手に市場内をウロウロしました。
ふらりと立ち寄ったお魚屋さんのラインナップを見ると、さほど日本と代わり映えしません。しかも少し安い感じ。
どれもこれも皆美味しそうでしたが衛生的に考え、さすがに購入は断念しました。
やっぱりキムチ屋さん、唐辛子屋さんはすごかったです。
お店の前を通っただけでものすごい刺激臭で、ちょっと目が痛くなりました。やはりキムチ文化が根付いている国です。キムチも美味しそうでしたが、飛行機内で発酵して爆発した事件などを聞いたことがあり、キムチ購入も断念しました。
こちらのキムチって本当に美味しいんですけどね。残念。
市場出口には名前の由来である南大門がありました。数年前に火災で焼け落ちてしまったため、新しく作り直した門です。
以前の南大門って古そうなイメージだったけど、新たに作られた門はピッカピカでかっこよかったです。平日訪問だったせいもあって観光客が少なかったのもうれしい限り。隅々までゆっくり見て回ることができました。
今回の旅行期間はずっと晴天続きでしかも暑かったです。緯度は北海道と同じくらいなのに、半袖で十分過ごせました。カラッとした乾燥した風のおかげもありそうです。
南大門見学の後、高速道路を改装して完全に歩道にしてしまった「ソウル路」という遊歩道を通ってソウル駅を目指しました。
この道がまたしっかりと整備してあり、色とりどりのお花や、それに群がる小鳥たちもおり、大都会にあるちょっとしたオアシスのような雰囲気でした。これって素晴らしいアイデアですよね。街のど真ん中を貫く高速道路を遊歩道に改装するなんて、日本人の発想では到底無理そうです。
ソウル駅に到着して思ったことですが、東京駅にそっくりです。ちょっと中に入ってみようかなって思ったら、ここは立ち入り禁止区域。何かのイベント時しか解放されないみたいです。
すぐ横にある超近代的な建物が実際のソウル駅でした。東京駅と違って広々しており、ごちゃごちゃしていません。これが首都の中心駅とは思えないくらいのんびりした雰囲気でした。
駅の真ん前に何か有名人らしき銅像が立っていました。韓国の歴史をほとんど知らない私はこの人が誰なのかさっぱりわかりませんが、よーく見てみると右手に持っているのは手榴弾でした。まぁ恐ろしい。
その後はまたソウル路を通って南大門市場へ。ちょうどランチタイムでしたが、こんなディープな場所で一人でランチを食べる勇気は無く、明洞まで戻ってしまいました。市場の中には美味しそうなお店がたくさんあったんですけどね。意気地なしの私です。
韓国最後のお食事に選んだのが、最近流行っているらしい鶏肉料理にしました。
この量で一人前。甘辛いタレで和えた唐揚げはとても美味しかったです。しかもビールに合う!手をベトベトにしながら美味しく最後までいただきました。
結局この日は半日だけで20000歩以上も歩いていました。地下鉄もありますが、中心地は大体徒歩で回れる距離です。今回の旅行で食べまくってしまった私。ダイエットにちょうど良いソウル散歩となりました。
今回の旅行で一番感じたことですが、韓国の人たちは皆さんとっても優しいです。なんだか最近のわが国では中国や韓国との関係性があまり良くないため、なんだかマイナスイメージを抱かせる報道が多いと思いますが、実際に訪問するととっても素敵な国であることに気付かされます。中国に行った時もそうでした。
やはり実際に訪問し、その国の文化に触れ、そしてしっかり美味しいものをいただくことがその国に対するリスペクトだと思います。まあ自分たちも観光客でお金を落として行ってくれる人と思われているので敵対視する理由もないでしょうけどね。日本に爆買いに来る中国の方も日本経済から考えると大歓迎です。
開業5周年記念で訪問した今回の韓国旅行ですが、思っていた以上に200%満喫させていただきました。
そして何より、一緒に連れて行ったスタッフたちが大喜びする素敵な笑顔を見て、やっぱり来てよかったなって再認識させられました。
さすがに毎年恒例とはできないので、次は10周年記念ですかね。さて次の目的地はどこにしましょうか?個人的には四国めぐりをしたいところですが、今回同様、スタッフとの多数決で負けてしまいそうです。次は台湾あたりですかね。ちょっと貯金しておきます。
韓国いいところです!みなさんも機会あれば行ってみてください。北海道に行くより安い値段で訪問できますから。
長くなってしまったソウル旅行記もこれにて終了です!
色々食べまくった韓国グルメの今回ナンバーワンを発表します。かなり色々なお料理をいただきましたが、私の中の第一位は・・・
「韓国冷麺」です!!!!
本当においしかったです!あー、また食べたい!
追伸:ちょっとマニアック投稿になります。
アメリカプロバスケNBAのプレーオフもいよいよ佳境に入ってきました。結果的には4年連続同じチームの対戦となるNBAファイナルですが、今回は例年になく大混戦でした。
それでも最終的にファイナルまで導いた両チームのエース。やはりエースと呼ばれるには、自分のチームを結果的に勝利に導けるのが本物のエースです。それを思うと8年連続でファイナルまで導いたレブロン・ジェームスはまさに神様。プレーススタイルは全然好みではありませんが、歴代NBA選手の中で、間違いなく史上ナンバーワンです。
その中でもキャブスを最後の最後まで追い詰めたセルティックスや、王者ウォリアーズを追い詰めたロケッツの大躍進は見事でした。特にセルティックスは大エースのアービングやヘイワードを欠きながら最後の最後まで食らいついた姿にまさに感動。ルーキーのテイタムがキングレブロンと対等に立ち向かう姿に、彼の輝かしい未来を感じ取ることができました。
さぁ、ファイナルです。今回もキャブスとウォリアーズの対戦になりますが、今からとっても楽しみです。
さてどうなりますかね?個人的には大方の予想を裏切ってキャブスが勝ってほしいなって思っています。最後にマニアックなお話で申し訳ないです。