徒然草

ソウル旅行記<その4>

春の天気は変わりやすいと言いますが、今週末に息子の小学校初運動会が開催されました。午前中は曇りだったのに、外来終わって午後から参加したらまさかの酷暑。家族全員ヘバッテしまいました。

日大アメフト部の事件が未だに新聞の一面に出てきます。加計学園問題よりも大きく取り上げられていたことに、反響の大きさを感じます。元を正せばスポーツのルール違反なんですけど、体育会系教育の問題点がクローズアップされています。

実名公表及び顔を隠さず会見に臨んだ彼の姿には驚きました。潔い感じです。しかしコーチの命令とはいえ、悪質タックルに及んだ彼の責任がなくなったわけではありません。スポーツマンとして、そこは真摯に反省してほしいです。まぁ少なくとも日本国民の9割は彼の見方でしょう。

今回はソウル旅行記第4弾です。

韓流ドラマロケ地観光ツアーの後半はソウル市内にあるテレビ局の見学でした。

近未来的な建物と現代彫刻がずらり。かなり新しい施設だと思いますが、まさに東京お台場そっくりです。

かなりおしゃれな建物が今回の訪問先でした。

韓流スターの可愛い可愛い女優さんとバーチャルデートしたり、ちょっとしたトリックアートがあったりで、思っていた以上に楽しむことが出来ました。

平日で観光客が少なかったのはよかったけど、途中で社会見学らしき小学生軍団が突撃してきたため辺りは大騒ぎでした。

韓国のガキンチョも日本のガキンチョも基本的には変わらないんだなって思いました。元気があってよろしい!

スタッフも皆楽しそうにしていましたが、結局一番はしゃいだのは自分だったような気がします。ランチタイムに飲んだビールのせいでずっといい感じでした。

やはり事前情報ゼロのため、色々なドラマの説明が書いてあったけど、チンプンカンプンのままでございました。もっと予習してくればよかったです。

真ん中の方が今回お世話になった韓国のガイドさん。当然日本語ぺらぺらですが、最初のガイドさんと違ってグイグイ押し付けてくる感じがありませんでした。最初の人がかなり強烈だったせいで、このガイドさんでほっとしました。

もう50歳半ばというのにお肌ツルツル。やはり今流行りの韓国コスメの効果なんでしょう。最後の最後まで笑顔のたえない楽しい時間を提供させていただきました。お世話になりました。

ちょっとわかりにくいと思いますが、私が肩に下げている長ものは、なんとテレビ局のクジで一等賞を引いていただいた傘です。これが結構な長さで、帰国するまでずっと邪魔になっていました。

夜はスタッフの希望で、本場の韓国焼肉店に行きました。

炭火焼の本格的なお店で、出てくるお肉も美味しゅうございました。

お値段は日本のお店とそんなに変わりません。韓国で飲むビールは少し軽めの爽やかなお味。バドワイザーに近い感じですかね。

ただ、日本スタイルと大きく異なるのが「自分で焼けない」ってことです。お店の人が凄いスピードで全部勝手に焼いてしまう韓流スタイル。このお店だけではないようです。

我々全員が心の中で、「もう少しゆっくり食べたいな、自分のペースで焼きたいな。」ってずっと思っていました。

ここからが我がクリニック食いしん坊スタイル。焼肉店で腹八分で済ませ、次に向かったのはこれまた最近とっても有名な「チーズタッカルビ」のお店です。

「タッ」という意味は鶏肉です。甘辛く炊いた鶏肉鍋に大量のチーズを入れて食べるお料理がチーズタッカルビです。

驚くべきはこのチーズの量。ものすごい量のチーズを入れまくっていました。当然自分たちでいじることはできません。強面の店員さんが無言でずっと作ってくれました。これも韓流スタイル。

完成したお料理はこんな感じ。

さすがは我がクリニックスタッフ。お肉店をハシゴしたにも関わらず、しっかり最後まで美味しそうに食していました。さすがに私はちょっと食傷気味。チーズがお腹にもたれる年齢ですから。

どちらのお店もとっても美味でした。やはり韓国グルメは素晴らしいです。リピーターが多いのも納得ですね。

食後は「LINE」の専門店で、あの有名なLINE熊と記念撮影。LINEって韓国が発祥って知っていましたか?この熊と記念撮影するのも行列です。

なんだかんだと濃い一日を過ごしました。朝から始まった韓流ドラマ観光ツアー。全く知識のない私でも十分楽しむことができました。でもドラマの内容を知っているとこの何倍も楽しかったでしょうね。

なんだか韓流ドラマに興味を持ち始めた私。今更ながらチャングムをDVDを借りようかなって妻に相談したら「相当長いよ!」ってアドバイスされました。妻は韓流ドラマ好きですから。

そしてついに人生初のイベントが待っていました。ガイドさんに強引に勧められた本場の「アカスリ」です。

ホテルのすぐ近くにあるアカスリ店をガイドさんが事前予約してくれました。

なんだか看板だけ見ると怪しいお店に見えます。しかも地下にあるちょっと暗めの施設。不安だらけの船出でした。

参加希望したのは私だけなので、一人ぼっち。他のスタッフは皆さんで楽しそうにマッコリバーに行きました。そちらに行けばよかったなって少々後悔した私。

さあ、アカスリの開始です。

さすがに写真は撮れなかったため、ネットから拝借したアニメーションで解説します。

まずは20分程度温泉やサウナに入ってリラックス。たまたま一緒に来られた団体さんが日本人の観光客で、しかもお互い少し酔っていたせいもあってすぐに意気投合。不安そうにしている自分にずっと話しかけてくれて嬉しかったです。

で、アカスリ担当の方はちょっとおデブでゴリゴリのおっさんでした。これはこれで恐怖。かなり屈強なお兄さんも横にいて、知り合いになったおじさんと二人でほぼ全裸のまま施行台へ。

一緒に入ったおじさんは韓国アカスリ経験者で、色々事前に教えてくれていたので不安はあまりありませんでした。

実際にゴリゴリとこすってもらった感想を。

思っていた以上に痛くありません。しかも結構気持ちいい感じ。どれだけアカが取れたかわかりませんが、終わった後は結構スッキリしました。ただやはり恥ずかしい。ほぼ全裸状態でおじさんに体をこねくり回される感じはかなりの恥ずかしさでした。

アカスリ後はこれまた同じおじさんによる顔のオイルマッサージ。狭い部屋で顔をおじさんにヌリヌリされるなんてちょっと恐怖でしたが、これがまた結構気持ちよかったです。最後にキュウリパックでおしまい。貴重な体験でしたが、もう韓国でアカスリを受けることはないでしょう。日本の温泉センターでおばちゃんにしてもらった方が何倍も丁寧だと思います。おじさんはかなーり雑でした。

本当に長い長い一日でした。

早朝から始まり、深夜に及んだ韓国観光旅行。濃厚な韓国文化を心から満喫しました。

やはり旅はいいですね。異国の文化に触れるだけでこんなに面白いとは。まだまだ韓国も奥が深そうです。次は30年以上前に行った釜山を攻めてみようかな。

長く続く韓国旅行記ですが、次回でおそらく最終回にするつもりです。毎回長文になってしまい申し訳無いです。興味のない方は完全スルーしてくださいね。

 

追伸:井上尚弥選手の3階級制覇!

今回の相手は色々と問題行動を起こしていましたが、いざ試合が始まると圧倒的な力の差でまさかの1ラウンドノックアウト。

今後も彼は勝ち続け、日本のボクシング界のレジェンドになることでしょう。井上選手は26歳とまだ若いし。