なんだか最近暖かい日が続きます。サクラの開花も近そうですね。またお花見でお酒が飲めますな。今のところダイエット効果が徐々に出てきております。筋トレ効果ですね。
昨日とある出版社から連絡が入りました。なんと書籍出版のお話です。
聞けばクリニックのHPでブログ等を読んでくれたのがきっかけみたいです。実はちょっと興味のあるお話でしたが、来年度から小野田医師会の理事になったり、県小児科医会の仕事で忙しくなりそうなので、丁重にお断りさせていただきました。
いつの日か書籍出版してみたいけど、いかんせん文才がなく、ただ思いつくことを徒然なるままにダラダラ書いているため、超つまんない本になりそうです。
個人的には随筆希望です。吉田兼好のように。ま、無理ですけど。
今回は息子の希望で水晶拾いに行ったお話です。
昨年の5月に山口市の藤尾山公園に行きました。実は公園の近くで水晶が拾えるという噂は耳にしていました。
最近鉱物採集にどっぷりハマった息子が、祖母からその話を聞いて異常興奮し、ついに先日水晶探しの旅に出ました。
写真は約1年前のものです。
公園に着いたものの、水晶が拾える海岸へ出るまでの道がわからず、しばらく息子と藤尾山周辺を歩きました。もはやちょっとした登山です。登山が大嫌いな私には結構つらい道のりでした。
山の頂上に大きなローラーコースターがありました。普段なら大喜びで滑るはずなのに、今回は水晶拾いがメインで、息子は1分でも早く海岸に行きたいという気持ちが強過ぎ、無理矢理滑らせても全然楽しそうではありませんでした。
でも久しぶりに息子と2人でトレッキングするってなんだか新鮮な気持ちになれました。妻と娘は公園の遊具で遊んでいました。
藤尾山ってかつては鉱山だったそうです。道中に数カ所鉱山入り口らしき穴がありました。結局1時間以上歩いてようやく海岸に到達しましたが、途中で綺麗なお花が咲いていたり、綺麗な海岸や遠くに見えるきららドームを眺めながらの楽しいお散歩になりました。息子は水晶が拾いたくて拾いたくてずっとウズウズしていました。せっかちな息子です。いったい誰に似たんでしょうか?(それは私です)
水晶が拾えるという海岸は、まさに周防大橋の真下でした。現地についたら先客がおり、ここに来たのは3回目だというベテラン親子。しかもお子さんは我が息子と同じ年。すぐに意気投合して子ども2人で水晶探しに出かけました。
先輩からのアドバイスで、太陽光の下で探すとキラキラ光るから見つけやすいということを聞き、私も水晶探しを始めました。
海岸の石をめくりながら30分くらい散策したら、小さな小さな水晶のかけらを見つけました。もともと期待薄で全然見つからないだろうと思っていた私。息子のドヤ顔を見てなんだか私のテンションも上がってきました。
スイッチが入った我が親子。時の流れも忘れて一心不乱に水晶を探しました。天気がよく暖かい日だったのでまさに水晶拾い日和でした。もし水晶広いに行かれるのであれば、特殊なハンマーやスコップは必要ありませんが、軍手や手袋は必須ですよ!フジツボが付いた石をめくる時には手が切れそうになりますので。
今回採取した水晶がこちらです。綺麗な結晶であれば六角形なんですけど、やはり見つかったのはそのかけらばかり。しかし水晶って透明度が高く、見てるだけでなんだかウットリします。
この写真は海岸横の道路のアスファルト上で撮影した拡大写真なので、実際の水晶は3〜5cm程度の小さなものばかりです。
息子も水晶が見つかって大喜びしていました。先客の方に聞いた話ですが、ここはマニアの中ではちょっとした有名な発掘場所みたいで、かつてはもっと大きな水晶が取れていたそうです。
藤尾山って別名「水晶山」と呼ばれているらしいですよ。
妻と娘は公園で楽しく遊んでいたそうです。水晶拾いは楽しかったけど、ずっと下を向いて探し続けるので腰が痛くなるし、頭がクラクラします。次回は水晶拾いを妻に任せ、自分は娘と一緒に遊びたいなって思っています。
最近は娘も超やんちゃになったので、そちらのお相手も大変そうですけど。
遊んだ後は近くにあるあじす道の駅で遅めのランチタイムです。
子どもたちは当然お子様ランチです。いつも思うけど、最近のお子様ランチって結構凝ってるものが多いですよね。大人の料理より美味しそうに見えることがよくあります。
道の駅レストラン「倭寇」は色々なアジア料理があって結構楽しいですよ。
妻が頼んだ「ナンサンドとフォー」のセットはとても美味しそうでした。フォーってベトナムの麺料理ですけど、一口もらったら結構本格的な味でした。
私は悩みに悩んで普通のハンバーグ。手作りハンバーグでとっても美味しかったけど、自分も何かアジアン料理にすればよかったです。
朝からトレッキング&水晶拾いと、盛りだくさんの1日でしたが、その後もしっかりバスケの定期練習に向かう父でした。
最近は昆虫や動物があまりいないため、息子の興味はもっぱら「鉱物」とか「岩石」とか「化石」に移っています。
早朝からずーっと図鑑を読んでいる息子の姿を見て、やはり彼は学者肌だなって思いますが、将来の夢は生物学者になって爬虫類の研究をしたいそうです。
父の願いとしては小児科医になって欲しいんですけどね。ま、強要はせず、息子の好きなことの手助けをしてあげようと思います。
そういえば先日訪れた美祢の化石採集場で大事件がありました!
なんと、三畳紀に栄えた「ディキノドン」の化石が日本で初めて発見されたそうです。
かなり貴重な発見だったみたいで、再調査目的でしばらく化石採集場は一般市民立ち入り禁止になりました。
息子が「ディキノドンの化石を探しに行こう!」って提案してきたら、丁重にお断りするつもりです。だって絶対無理でしょ?でもちょっと興味のある私。
ガラガラだった化石採集場もこれで賑やかになるでしょうね・・・
追伸:3/14にインフルエンザの新薬が発売されました。
1回だけの投与で効果があるみたいですが、本当に大丈夫なんでしょうか?ただ、錠剤の大きさがかなり小さいので、子どもにとっては飲みやすそうでいい感じです。薬局の方と相談し、発売初日の夕方に届きました。しかも入手した直後にインフルエンザの患者さんが2名来られ、この薬の説明をしたら是非お願いしますってことだったので初投与。後日メーカーの方から聞いたところ、県内使用第一号らしいです。狙ったわけではないんですけど。
ま、小児科業界で、インフルエンザの薬が何種類もあると、色々な使い分けができるので、しばらくは冷静になって熱の経過を丁寧に追っていこうと思います。投与された患者さんが翌日、当院病児保育施設に来られましたが、半日で解熱してすっかり元気になっていました。効果あり?