徒然草

北海道の旅(その3)

最近朝晩が涼しくなりました。早朝覚醒して新聞読んだりブログ更新したりしておりますが、快適に過ごせています。このまま一気に大好きな秋の季節に突入してもらいたいもんです。

先週末は三重県まで学会に行っていました。少しブログ更新が遅れたのもそのためです。申し訳ないです。

初めての三重県でしたが、なかなかの田舎で過ごしやすい街でした。ご飯も美味しかったけど、やっぱり三重県といえば「赤福」ですよね。家族用のお土産に持って帰ったけど、めちゃくちゃ美味しくて、家族全員でペロリと平らげてしまいました。妻が赤福大好物みたいで、もっと大きいものを買ってくれば良かったです。でも賞味期限が2日間ですから。

三重県談義はまた後日。

 

今回は北海道旅行記第3弾。そろそろ飽きてきた方もおられると思うので、第4弾で終わろうと思っています。多分。

2日目の宿はトマムリゾートです。私が最も今回の旅行で楽しみにしていた場所です。

しかも人生初の「星のリゾート」です。さすがは世界に誇る星野リゾート!到着時から素晴らしおもてなしでした。

館内は広々として清潔感が漂っています。ゆっくりソファーに腰掛けてチェックインシートを記入しました。出だしからすでに優雅な気分に浸る田舎もんの私。

ホテル内の説明を聞いた後、さっそくプール施設へ向かいました。

この旅行用に防水デジカメを購入していたので、プール内の撮影も全然怖くありません。水に潜る息子の写真を撮りまくりました。自分も息子が潜ったと同時に潜水して撮影するため、なかなかタイミングがとれませんでした。

ここのプールは定期的に波が発生する施設です。

さしよはノリノリで遊んでいた娘ですが、予想外の大きな波がやってきてドン引きしていました。さすがに2歳児に波のプールは恐怖だったみたいです。

しばらく遊んだ後、早々に切り上げ妻と一緒に併設された温泉施設に旅立って行きました。

息子はこの日が誕生日。朝からずーっとハイテンションでノリノリです。

プール施設内にあるボルタリングみたいな遊具で激しく遊んでおりました。安全ベルトもしっかりついており、てっぺんまで登ったら飛び降りるという画期的なシステム。最初は怖がるかなって思っていたけど、全然余裕でトップまですいすいと登る息子の背中に成長を感じる父でした。この日が6歳の誕生日です。

プールの後に温泉に入りました。これがまた最高のロケーションで、露天風呂の前には広大なトマムの森&草原が広がっていました。よくもまあこんな田舎を素敵に開発したもんです。

施設内のレストランで夕食を済ませ、ホテル近くで開催される小さな花火大会を鑑賞しました。しかもワインを飲みながらです。うーん、何て素敵な時間!

ホテルすぐ近くで花火が上がるため、大きな音にまたもやドン引きしていた娘でした。

その日の夜は早々と就寝。というのも、今回の旅の最大の目的である雲海見学に備えるためです。ホテル宿泊者は優先的にゴンドラに乗ることが出来ますが、なんとホテルロビー集合が朝4時10分。超早起きしなくてはいけません。

3時過ぎから起床して準備しました。ロビー&ゴンドラ乗り場はすでに行列ができていました。

しかも待っている間に素敵なアナウンスが。

「本日は雲海が発生しております!」

やっほー!やったー!我々含め、みなさん大喜び。

後日ここに訪れたことのある先輩と後輩から連絡を受けましたが、二人とも雲海を見ることができなかったみたいです。出会える確率は40%以下とのこと。やはり私と息子の超晴れ男パワーが炸裂したみたいですね!

雲海の写真がこちらです。

今回発生した雲海はトマム原産の雲海でした。ガイドブックの写真でよく掲載されているのは釧路から流れてくる雲海みたいですが、今回の雲海もまた超素敵でした。ちょうど朝日が登る時間と重なっていたため、とっても幻想的な世界が眼下に広がっていました。

この姿を見たらわかると思いますが、頂上付近では真夏でも長袖が必須になります。

いろいろと考えられた施設で、雲海カフェみたいなものまであり、コーヒーにふわふわクリームを浮かせた「雲海コーヒー」を飲みました。暖かい飲み物が冷えた体に染み渡ります。

雲海テラスもいろいろと凝っており、暖かいコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごすデッキや、まるで空中を歩いているような感覚になれる空中回廊など、素敵な場所がたくさんありました。

この景色が見たくて、この雲海が見たくてわざわざ北海道の奥地までやってきました。

ということで親子共々、初の雲海にテンションMAXです。しかも写真撮影時はまだ朝6時くらいですよ。それでもこのハイテンション。頑張って遠くまで来ましたが、子ども達の心に何か素敵な思い出として、少しでも残ってくれたらいいなって思います。

本当に素敵な景色でずっと眺めていましたが、雲海って朝7時くらいには消失してしまうみたいです。それがまた幻想的ですよね。

素敵な雲海をバックに写真を撮りまくった我が家。

素敵な素敵な早朝のひとときでした。朝から大満足のトマムとなりました。いつかまた、家族全員でこの景色を眺めに来たいなって思います。何年後になることやら・・・

頂上に「雲海ポスト」という可愛らしい水色のポストがあり、ここで絵葉書を買って実際に投函することができます。

息子が大好きな両家のおじいちゃん・おばあちゃんに手紙を書きました。なぜか自分宛にも手紙を書いておりました。そしてノリノリで投函。

「とまむのうんかいがたのしかった」みたいなことしか書いてなかったけど、息子直筆のお手紙には温かい愛情がこもっておりました。両家とも喜んでくれたかな?

最後の最後までトマムリゾートを満喫させていただきました。やっぱり星野リゾートの開発力は凄いです。

現在長門市の湯本温泉を星野リゾートが開発しておりますが、素敵なリゾート地に変貌を遂げると思います。個人的には今の古びた感じの方が素敵だと思っていますけど。ちょっと前にロシアのプーチン大統領も湯本まで来たし、安倍首相もお忍びでよく来るみたいだし、最近は長門が熱いですね!

ちょっと長くてしつこくなってしまった北海道旅行記も次回が最終回(の予定)となります。トマムを後にして、富良野、美瑛と向かい、最終日はあの有名な旭山動物園に行ってきました。お楽しみに!(また長文になりそうな予感・・・)

 

追伸:暴走を続けている隣国。アメリカ共々なんだかエキサイトしてきています。このチキンレースに平和な終わりは訪れるのでしょうか?平和的な解決を望んでおります。戦争は勘弁してください。

 

追伸2:昔から応援していたプロレスラー、高山善廣選手の頸髄損傷というショッキングなニュースを見ました。しかも回復の見込みが厳しいとのことだったので、もうリングに戻ってくることは不可能だと思います。

最近のプロレス技は高度になりすぎて、ここ数年、レスラーの大けがが相次いでいます。そろそろ原点に戻って、基本的な技から鍛え直し、ルールを改正し、健全なプロレス、ケガ人の出ないプロレスにしてほしいです。一ファンとして心から望みます。

高山選手は昔からヒールのイメージが強いですが、なかなか豪快なレスラーで、近年あまり見かけない選手で大好きでした。

有名な試合が、あの日本プロレス界共通の敵であったドン・フライ選手との一戦です。

リアルタイムにテレビ観戦しましたが、壮絶な殴り合いでかなり激しい試合でした。

結果的には高山選手の敗戦となりましたが、今でも伝説の試合としてプロレスファンから語り継がれています。

もう一度高山選手の勇姿を見たいです。病状から考えると完全回復は厳しいでしょうけど、また彼の高笑いが見ることが出来る日を待っています。リハビリ頑張って下さい!