今年は巨大台風が何度も日本直撃しましたが、なぜだかどの台風も山口県を微妙に避けて通ってくれました。18号もほとんど影響なくやり過ごせました。息子の幼稚園が休園になったことが唯一我が家に(悪)影響をおよぼしただけです。
台風一過の朝、いつものように息子と2人で早朝海辺散歩しましたがとても穏やかな海でした。
今回は日本医師バスケ回顧録の第二弾です。
深夜まで後輩達と楽しく語り合っていたため、翌朝は遅めの起床。みんなで河口湖湖畔まで散歩に行きました。爽やかな朝でした。しかし若者たちはVリーグの試合に出るため、早めの出発、別行動となりました。またまた寂しき一人旅の再開です。
Eリーグの試合は午後4時から開始です。先輩が河口湖駅に着くのは午後1時。それまで3時間近く時間があっったので、るるぶを参考にして面白そうな観光地へ向かいました。最初の目的地は「鳴沢氷穴」です。
まだ半袖で充分過ごせる季節にも関わらず、洞窟の中はほぼ0度。中には氷がびっしりありました。私以外の観光客はしっかり上着を着ていました。私?私はいつものTシャツ&短パンスタイルです。中に入って納得。激寒でした。氷があるってそういうことですよね。周りの冷たい視線と冷たい氷からの冷気を感じたため早めの退散となりました。
続いて訪問したのが「富岳風穴」です。ここも極寒の世界でした。写真ではうまく表現出来ませんが、綺麗なひかりごけが生えていました。
しかも中には「天然の冷蔵庫」って書いてあり、冷蔵庫の中に短パン&Tシャツで突入する怪しき中年として、周りからジロジロ見られました。しかもそのほとんどが外人軍団です。変な日本人って思わないでねー!
Why Japanese people!って言われそう・・・・
この2つの場所のあるところって実はあの有名な「富士の樹海」です。「青木ヶ原樹海」って言います。
人生初の富士樹海です。ここは自殺の名所としても有名です。なんとなく厳かで、しかもなんだかおどろおどろしい雰囲気。夜に来ると相当怖そうです。なんだかもののけ姫に出てくる「こだま」たちが住んでいそうな怖い森でした。1人旅だったこともあり、フラーッと中に吸い込まれそうでした。怖い怖い。危うく山口に帰れなくなるところでした。子ども達まだ小さいのに。
午後1時前、ようやくEリーグの試合に出る予定の先輩&後輩到着。
これまでずっと一人旅していたこちらの気持ちを察する事なく、素敵な笑顔で登場です。特にドタキャンした後輩の笑顔がとても素敵でした。
ちなみに今回の試合参加メンバーはたったの5名です。バスケってコート内に5名出て戦う競技です。5名だけ参加ということは全員試合にフル出場ってことです。それだけでも凄いのに、先輩に関してはボールを1年間まったく触っていないとの事。そんな頼りないメンバーのみで臨む今回の大会でした。
ワガママな先輩が「ほうとう食べたい!」と騒ぐため、車を走らせ何件か回るも、どこも行列だらけ。
このままでは試合に間に合わない!ということでたまたま近くに見つけた怪しいそば屋さんへ行きました。超頑固親父のお店でしたが、偶然とはいえここのおそばが絶品でとても美味しかったです。
帰りがけに頑固親父店長が「君ら何か運動してるの?大きくてごっついね!」と気さくに声かけしていただきました。実はここの店長さんっていい人みたいです。
ここからようやく試合のお話。長い前置きです。
体育館で残りの2名の戦士と合流。1人は我がチームのエースで、もう1人は体力に不安ありと話す女の子です。
ここで砂川マジック(自称)炸裂!
毎年の事ですが、試合前に相手チームに挨拶しに行くふりして敵情視察。しかも油断させるように軽く先制パンチを浴びせてきます。今回の相手は歯科医中心の若者軍団。聞けばVリーグの試合にも出てきてお疲れの様子。しかしここで畳み掛けるようにこちらがトラッシュトークをしかけました。
「こちらは5人しかいないんですよ。しかも平均年齢は40歳前くらい。せっかくのEリーグなんで、勝敗なんか無視してバスケットを楽しみましょう!」
嘘です。私は嘘をつきました。負ける気なんてさらさらありません。相手を油断させておいて前半で勝負をかける作戦です。負けることは大嫌いです。おそらく熊大Eメンバー5名は他のどのチームよりも勝利に飢えています。たった5名の参加で不利な状況にも関わらず、勝つ気満々です。
相手のキャプテンはとても気さくな方で、「空気を読んで試合しますよ!」と笑顔で答えてくれました。作戦成功です。ずるいけど「相手を油断させる作戦」は大成功です。
さぁ、試合開始です!と書きつつ、長くなってしまったので回顧録第二弾はこれにて終了します。次は試合のお話です。熱い熱い試合でした。しばしお待ちを。
追伸:先日、山口県小児科医会の会合でお会いした大先輩先生が新型Eクラスを購入されていました。当然そこに食いつくカーマニアの私。
「すごいっすねー!新型Eクラスですか!初めて見ました!!」
言われた先輩もなかなか気分が良かったみたいで、「山口県で登録された新型ベンツEクラスの第一号なんだぞ!」と自慢げに語ってくれました。
一番驚いたのはその内装です。素晴らしいデザインでした。高級感はもちろんですが、その未来感に衝撃を受けました。
インパネがほぼ一枚のパネルになっています。スピードメーターまでデジタルで映し出されています。私の大好きなBMWとは雲泥の差です。すごいぞメルセデス!さすがはメルセデス!
先日アウディの新型A4をモーターショーで見たときも同じようなインパネでしたが、完成度は圧倒的にメルセデス・ベンツの勝ちです。映画「アイアンマン」のコックピットみたいでもの凄いカッコいい!と思いましたが、やはり針で動くアナログメーターの方が大好きなレトロおじさんでした。
ちなみにかの有名な自動車評論家の徳大寺さん(故人)は「メルセデス」を「メルツェデス」と発音します。カッコいい!