徒然草

阿知須モーターショー探訪記〜外国車編〜

K10010557911_1606160444_1606160447_01_03熊本地震から2ヶ月経過しましたが、まだ南阿蘇村の復旧のめどはたっていないみたいです。熊本在住の友人たちから「熊本復興支援バスケ部同窓会in熊本」を開催する旨の連絡が入りました。予定は11月末頃ですが、なぜか幹事にさせられてしまいました。山口在住なのに。

今回は阿知須モーターショー探訪記の後編になります。今回は外車中心のお話です。今回もマニアックネタなので興味ない方はスルーしてください。

もともとこのモーターショーは外車の展示が多く、普段見ることができないような車がたくさん展示されています。しかもシートに座れる車も多数あります。その中でも気になった車をピックアップしてご紹介します。

世界の流行は高級SUVです。日本でも同じです。高級車メーカーがどんどん新しいSUVを投入してきました。ポルシェはもちろんですが、ジャガーやマセラッティまで新型SUVを開発しました。

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高級SUVの先駆けとなった人気車がこのBMWのX5です。BMWのテイストを残しつつ、完璧にデザインされたSUVです。内装は相変わらずのBMWでしたが、やはり雰囲気あります。しかしBMWって本当に内装が全部似ています。モデルチェンジしてもあまり変わりません。使い勝手は良さそうですが、そろそろ斬新なアイデアを出してきてもいいんじゃない?って思います。私は大のBMWファンだけに、今後の展開に期待しています。

それにしてもX5はデカい!横幅はもはや2メートルに迫る大きさです。戦車みたいです。この大きさは絶対にアルクの駐車場には入りません。

IMG_7105IMG_7109今回は各メーカーともSUV推しみたいですね。レンジローバー・イヴォークは相変わらず素敵だったし、ジャガーの新開発SUVのF-PACEも予想以上にカッコよかったです。特にジャガーのF-PACEはディーゼルエンジン搭載車が展示されていましたが、予想以上に安い価格設定で驚きました。どうせ1000万円余裕で越してくるだろうなって思っていたのに、600万円程度のプライスでした。十分高級ですが、ジャガーというブランドを考えると思ったより安い設定です。。そういえば最近ジャガーのやや廉価版セダンXEが発売されましたからね。天下のジャガーも販売台数を増やしたい気持ちが見え隠れします。

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IMG_7070そのほかにもベンツGLAやラングラー・ジープなども展示されていましたが、あまり興味が湧きませんでした。

自分にとって車に重要な要素は「走り」です。こんな大柄な車に乗って、優雅にのんびり運転するのはあまり好みではありません。ということで軽〜くスルーしてしまう自分でした。

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数々ある外国産SUVの中で、キラッと光る存在の車がありました。

ジープのレネゲードです。なかなかコンパクトな大きさを保ちつつ、ジープのアイデンティティーを見事に表現しています。このくらいの大きさなら日本での取り回しは良さそうです。

ただこの車、アメ車なんですよね。別にアメ車を軽視しているわけではありませんが、数々のドイツ車を見た後にこのレネケードの内装を見ると、2クラスくらい格下の車に見えてしまいます。でもなかなかポップな内装で、個人的にはかなり気に入った一台です。

この車の値段設定はかなり良心的でした。他の車の値段設定は完全に非常識?ですからね。いくら関税がかかっていたとしても外車は高すぎます。

これからが本題です。今回の展示車の中で、自分が特に気に入った車をランキング形式でご紹介いたします。外装はもちろん、内装やトランクなど隅々まで確認して決定したマイランキングです。

IMG_7090第5位:ボルボXC90

最近のボルボはなんだか丸っこくなって、あまり好みではありませんでした。昔の850エステートとか最高に素敵でしたからね。ということで最近のボルボはあまり詳しく見ていませんでしたが、このたび発売された最高級SUVのXC90は素敵でした。ボルボらしさを残しつつ、最新鋭の装備てんこ盛りで、内装もなかなか洒落ていました。しかしこの車、なんだか値段より安っぽく見えてしまったのは私だけでしょうか?市内のM先生も言われていましたが、なんだかシートがちょっと安っぽいのと、内装の各スイッチ類のプラスチック感が気になります。あと、当然バカでかいです。

IMG_7088第4位:BMW7シリーズ

言わずと知れたBMWのフラッグシップ車です。BMW最高峰の車です。今回は外装ブラックのMスポーツが展示されていました。なぜかこの車の中は座ることができませんでした。せっかくのモーターショーなのに、なんだかけち臭いですねって、BMWディーラーの知り合いに少し文句言いました。いやー、迫力あります。さすがは7シリーズ。なんとも言えないオーラが漂っています。これならベンツのSクラスと対等に戦えそうです。当然バカでかいし、値段もスペシャルでした。やはりBMWは真っ黒が似合いますね。迫力満点です。こんな車にあおられたら速やかに車線をお譲りします。いつか乗ってみたい車です。

IMG_7060IMG_7061第3位:アルファロメオ4C

記憶が定かではありませんが、昨年のお気に入り第1位はこの4Cだったと思います。相変わらずアルファロメオはかっこいいですね。本当に雰囲気あります。大好きなBMWを押しのけてのベスト3入り。ずーっと眺めていたらディーラーの方がすーっと寄ってきて、思わず商談しそうになってしまいました。ただこの車、あまりにもスパルタンな作りで非現実的なことと、ディーラーが徳山東インター近くなので、まだ故障が多いと有名なアルファロメオを乗りこなす自信はありません。値段も高いし。やはり私はスポーツカーが大好きなんだなって再認識させられました。

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第2位:アウディA4

私はなんとなくアウディが好きになれませんでした。かっこいい車ですが、なんせ医者の中でアウディ乗りが多いこと多いこと。私の知人だけでも7、8名はアウディオーナーです。半分以上は羨ましいという妬みですが、あまりにも皆さんが乗っていると興味がなくなってしまう天邪鬼の私。しかしこの新型A4には衝撃を受けました。外装および内装デザインはほぼ完璧。大きさも程よくいい感じでした。しかも安全装備やインパネ、ライティングなど、最新鋭の装備てんこ盛り。ものすごい技術の集大成でした。しかも他の車と比較してもそれほど高くありません。アルファ4Cよりも100倍くらい快適と思われます。すごいですねアウディ。本当に感動しました。一度試乗に行ってみようかなって本気で思っています。しかし実際に買うか?と聞かれたら、おそらく私はアルファ4Cを買います。

IMG_7097栄えある第1位は!「メルセデスAMG GT」です!!おめでとうございます!!

もともとメルセデス・ベンツという車は好きではありませんでした。高くて買えないのが一番の理由ですが、ベンツに乗っている人のコメントを聞いていると、これ以上の車はないという意見が多数出ました。どんなに車好きの私でもベンツの魅力に取り付かれてしまったら、他の車が買えなくなるかもしれません。ということで意図的にベンツを避けてた自分がいました。しかしこのGTだけはずーっとずーっと気になっていました。

最近のベンツはずっとF1レースで技術を培っていました。世界最高峰のF1レースで得た経験と技術って聞くだけでよだれがでそうです。私はマクラーレン時代のセナ・プロスト時代を知っている人間ですからね。

9a79c0a7この写真は動画ではありませんが、この車のCMで、カースタントマンが特殊撮影なしでトンネルの中を1周ぐるりと回ったシーンには鳥肌がたちました。それくらいものすごいパワーとスピードを持っているということです。

この車のレベル(性能、価格など)はポルシェやマセラッティクラスになります。そんな車が田舎のモーターショーで展示されていることだけでもすごいのに、シートに座ることができました。

IMG_7099IMG_7104内装はスポーツカーらしくスパルタンな仕上がりでしたが、この車で一番驚いたのがシートです。スポーツカーおなじみのバケットシートが積んでありましたが、その硬さといい、ホールド感といい、絶妙なバランスでした。ただ太っちょの私は正直ギリギリでした。物凄いホールド性能です。このシートだけでも1脚100万円以上しそうです。それくらい素晴らしい出来でした。やはりスポーツカーはこうじゃなきゃ!と思わせる一台でした。ん?値段は1900万円くらいでした。爆

たった一人で3時間以上もゆっくり回れた今回のモーターショー。最高に楽しめました。他の来客者の2倍くらいは居座っていたと思います。いやー、車最高です。また来年も一人で行きたいです!

 

13418908_643558922463667_5614495104569691278_n追伸:小野田の名店「甘太郎」が復活するみたいですよ!

先日50年以上の歴に幕を閉じた甘太郎でしたが、弊店間際に「弟子たちが後を継ぐかもしれない。」とおばちゃんが話していました。名前を「まめ吉」に変更して18日から営業開始みたいです。

一段落したら行こうと思いますが、「味を変えない」と豪語しているあたりにやや不安があります。自分たちなりの味を追求していいと思いますけどね。でもそうすればオールドファンの怒りを買うことでしょう。

またあのニュルニュルたこ焼きに再会できるなんて嬉しい限りです。