熊本で心のケアが必要な子どもが2100人もいるという報道を新聞で読みました。建物の損壊などはいずれ修復可能と思いますが、心の傷が癒えるにはかなりの時間が必要です。多くのスクールカウンセラーの方々が熊本に派遣されるみたいです。頑張って下さい。応援してます。
今回は福岡で大学時代の友人に会ったお話。
先日、福岡の九大病院で開催された「こどもの心」研修会に参加してきました。
この研修会を全て受講すると「こどもの心」相談医に認定されます。最近子どもたちの発達相談などをお受けすることが多く、より専門的な知識が要求されるようになりました。まだまだ若輩者の私です。しっかりお勉強を続けていこうと思います。土曜の午後を休診にして、急いで博多駅に向かいました。駅で急ぎのランチは当然豚骨ラーメンです。
難しい話が多かったけど、しっかりお勉強してきました。
そしてお待ちかねの博多の夜。大学時代に一番お酒を一緒に飲みに行った友人と合流しました。彼は今、福岡市内で泌尿器科医として立派に働いています。
家が近かったこと、大学時代の出席番号が近かったことなどから、彼と二人で夜遅く飲むことが多々ありました。そして今回久しぶりに博多で再会しました。
大学卒業して15年以上経ちましたが、お互い全然変わっていません。この年まで変わらなければ一生変わることはないと思います。
駅近くのちょっとした居酒屋に入って、わずか数分ですぐに大騒ぎする我々。40歳過ぎたオッサンが子どものようにはしゃぐ姿は異様だったと思います。でもいいんです。楽しかったから。
こんなバカをしている友人ですが、泌尿器業界では結構有名人みたいです。日本でまだあまり普及していない新しい治療ができる数少ない病院でバリバリ働いています。実は私の父もお世話になりました。泌尿器関係の疾患で悩んでいた父親の手術をしてもらい、術後の経過は完璧だったそうです。父は本当に喜んでいました。彼は私の父の恩人です。私も学生時代にお世話になりました。主に彼のパシリでしたけど。車を持っていなかった彼と一緒に、深夜に健康ランドの温泉によく行っていました。
二次会はホテル日航裏にある居酒屋さんでした。適当にお店を探してブラブラ歩いていたら偶然発見したお店です。
それほど期待せずお店に入ったら、なかなかのハイクオリティー。美味しいお魚がリーズナブルなお値段で提供されていました。置いてあるお酒の種類も多く、居心地の良い居酒屋でした。店内は大にぎわいでした。
大学時代に頻繁に食べていた豚足を発見したため注文したところ、予想外のお料理が提供されました。こちらでの豚足は煮て食べるのが主流みたいです。熊本では焼いて食べることが多いのでちょっと驚きました。
豚足を二人でつつきながらお酒を飲んでいると、だんだん酔いが回ってきた友人から、「お前、社長になってちょっと変わったな。昔はもっと熱くてバカなヤツだった!」と何度も何度も怒られました。
確かにその時の会話の内容は現実的な話が多く、院長としての苦労話などをしていました。学生時代の飲み会では、ただ「でっかいでっかい夢」を追い求める話ばかりして盛り上がっていたことを思い出しました。なんだか忘れかけていたあの頃の熱い気持ちを再び思い出しました。
「こんなところで満足する我々ではない!まだまだ俺たちはビッグになるんだ!」と酔っ払い二人で誓いました。
そんな熱い話で盛り上がっていると、奥から店長さんが出てきて、これまた熱いトークで大盛り上がりました。
エキサイトした店長さんは我々に無料で焼酎のボトルをプレゼントしてくれました。最後はなぜか周りにいたお客さんたちと一緒に記念撮影。心から楽しんでいる姿です。
友人って最高の宝物です。忙しい仕事に追われて忘れかけていたあの熱い気持ちをもう一度思い出させてくれた我が悪友。これからも続く永遠の友情に乾杯!熊大魂最高!がんばれ熊本!
7月も後期研修が同会場であります。また彼と再会する約束をしました。ちょっとは変わった姿を見せることができたらいいなって思います。後2ヶ月くらいしかないけど。
追伸:話はガラリと変わりますが、今シーズンのプロ野球で何かと話題になっている「コリジョンルール」に関して一言。
先日たまたま巨人・阪神戦をテレビ観戦していた時のお話です。ランナー二塁の場面でセンター前にヒットを打ちました。当然ランナーはホームに突入するシーンとなりましたが、センターからのナイス返球でクロスプレーとなり、判定はアウト。見事捕殺成立です。その後高橋監督が抗議し、噂のコリジョンルールが適応され、ランナーセーフとなりました。試合序盤のことだったので、リアルタイムで観ていませんが何度もこのシーンが流れました。
タイミングは絶対にアウトです。センターからのバックホームも完璧でした。しかし判定はセーフ。クロスプレーって野球の醍醐味です。判定が覆ってセーフになった巨人ファンは大喜びですが、逆に阪神ファンの心境を考えると複雑です。
かつて阪神に在籍していたマートン選手が悪質なタックルを繰り返していたため問題になったホームでのクロスプレー。議論の末導入されたのがコリジョンルールです。
このルールにより、キャッチャーは走者のコースを空けなければいけません。必然的に「追いタッチ」の状況になります。ということは圧倒的にセーフの確率が高いということです。
イチローの代名詞である「レーザービーム」みたいなナイス返球が今後見れなくなるかもしれません。しかしこれはルールにより決められたことです。後から文句を言う評論家たちは筋違いだと思います。今後はこのルールに則った返球方法が考え出されると思います。だってプロの選手たちですから。どんな進化が見られるのがこれから楽しみです。がんばれジャイアンツ!