熊本地震から1週間が経過しました。復興に向けて長い道のりですが、必ずや復活すると信じています。大学の友人たちが「元気です!」と連絡をくれたのでちょっと安心しました。前回にもお話ししましたが、ここで自分が沈んでいては仕方ないので、前向きに考えていこうと思っています。
今回は遅くなりましたが今年最後のお花見話。
4月中旬の日曜日、いつものように早朝覚醒した息子と私。最近では娘も早起きの傾向にあります。さすがは我が娘。しっかり同じ遺伝子を持っています。
雨上がりの朝だったので少し道が濡れていると思いましたが、せっかくなので今年最後のお花見をしてきました。今回は娘も同行しました。
早朝散歩の場所は「須恵健康公園」です。山陽小野田市の中でここの桜が一番綺麗だと思います。比較的狭い地域に桜の木が密集しています。満開時にはものすごく綺麗です。
ちなみに妻はこの貴重な空き時間を利用して、子供たちがグチャグチャにしたお部屋のお掃除タイムとなりました。本当は一緒に行きたかったことだと思います。いつも迷惑ばかりかけている妻に感謝感謝です。
前日は雨に加えて風も強かったので花散らしの嵐かなって思っていましたが、予想していた以上に桜が残っていました。道はかなりぬかるんでいましたが、親子三人で綺麗な桜を眺めて歩きました。朝から優雅なお散歩です。防寒対策をしっかり施した娘ですが、寝起きだったせいもあってややテンション低め。雨上がりの早朝にお花見をしている方はほとんどいませんでした。
道が悪くて靴がどんどん汚れていったため、ちょっと早めに切り上げました。まだまだ遊び足りない息子が車内で騒ぎ始めました。仕方ないから焼野海岸でも散歩しようと息子を説得しました。
どうせ焼野海岸行くなら行きがけにパンを買って海で食べようということになり、妻に連絡後「須恵の郷」にパンを買いに行きました。ここのパン屋さんは結構有名です。しかし自分が小学校時代には「さんかいパン」っていう小さなパン工場でしかなかったのに、この繁栄ぶりにはいささか違和感を抱きます。焼きたてパンは美味しいですけどね。
ちなみにこのお店、週末だけは朝7時から営業開始しています。
朝から海を見ながらパンをほおばる息子の凛々しい姿。なんだかカッコよく決まっています。
この姿、誰かに似ているなってしばらく考えていると、ある人物が思い浮かびました。
そうです、海の男といえば「加山雄三」です。
先日訪問した今治タオル博物館で「加山雄三展」が開催されていたので強烈に脳裏に焼き付いていたんでしょう。耳をすませばあのフレーズが浮かんできます。
「うーみよー、俺のうーみよー!」
やはり息子には海が似合います。海の男です。
あいにくの曇天でしたが、この日は風がなく海も凪いでいました。娘はまだ海の良さがわからないみたいです。それは当たり前。訪問時はまだ生後10ヶ月だったので仕方ないです。
しっかり歩けるようになったらまた連れて行ってあげようと思います。砂浜歩くと喜んでくれそうです。
これから息子に教えるのは「魚釣り」です。釣り堀ではなく堤防から釣ることを教えます。まずはアジのサビキ釣りからスタートです。釣りの基本から教えようと思います。
数年もしたら立派な海の男になると思います。
「将来漁師になる!」と言い始めたらどうしよう。ま、「加山雄三になる!」と言われるよりマシか。
追伸:熊大時代からずっと鍛えられている人生の師匠(バスケ部の先輩)が熊本入りしました。沖縄在住の精神科医ですが、DPAT(災害派遣精神医療チーム)の一員として行かれます。
災害派遣医療チームDMATと仕事は異なりますが、心のケアはこれからとても重要になります。東北震災時もかなりの需要があったそうです。
熊本支援のため様々な人がかかわって、復興に向かって進んでいます。時間はかなりかかるでしょうが、必ず元気な熊本が復活すると信じています。