台風来てますね。週末家族で飲み会なのに。どうしましょ。
本日は宇部港で開催されているプチ魚市場のお話。
前から知っていましたが、平日の早朝、宇部港に小さな魚市場が出来ます。お店に出せないような小さな魚たちを、一般の人たちに安く売ってくれるというシステムです。
先日、テレビで放送されたタコ料理を見て、息子が「お父さん、タコ食べたい!」って騒ぎ始めたのが市場に行ったきっかけです。
タコを購入するため、小雨降る中、息子をだっこして市場へ。おばちゃんたちが元気にお魚売っています。
タコを1匹買うだけだったのに、小さなカゴ一杯のタコを、「お兄ちゃん、このカゴ一杯全部買ってーや。500円でいいよ。」と。
見れば大小様々なタコが10匹近く。1匹イカが混じっていたのもご愛嬌。朝からコンビニ袋一杯のタコを持って帰宅しました。
朝から奥さん驚き。そりゃそうです。早朝から袋一杯のタコを持って帰る旦那なんていませんよね。当然息子も大喜びでドヤ顔。
朝から数匹茹でてもらい、美味しく頂きましたとさ。夜にはお中元で届いたエビもあって、ちょっとしたお祝い御前となってしまいました。奥さんに感謝感謝です。美味しかったー!
最近なぜか息子が早起きになってしまい、こちらも付き合わされます。今朝なんて5時半起床です。ま、こちらは5時から起きてますが。
「お父さん、ドライブ行こう!」ってせがまれたため、今回も「魚を見に行こうか?」と、2人で意気揚々と早朝男旅出発。
今回は奥さんに迷惑かけまいと思い、見学だけの予定でした。が、実際は違いました。想像つくでしょ?
息子は無言のまま、全てのお店の魚をゆっくり見て回っていました。品定めするベテランの魚屋さんって感じで爆笑でした。まだ眠かっただけだと思いますが。
お店のおばちゃんたちも、朝から小さな子どもが来るのが珍しいみたいで、どこに行っても声かけしてくれます。しかし息子はクールにわかすのみ。ほんと、ベテラン魚屋の風格です。
お父さんだけ、「どうもありがとうございます。」と、ぺこぺこしながら息子の後をついて行きます。
宇部の小さな港ですが、いろんな魚が水揚げされています。
キスゴ、レンチョウ、車エビ、ワタリガニ、タコ、チヌ、メゴチ、アナゴなどなど、あれやこれや。
息子の教育にはいいところです。買った魚はそのまま食べる。まさに食育。立派な大人になってほしいですね。親の愛情たっぷりですから。ちょっと歪んだ愛情だけど。
お店の人が「可愛い坊ちゃんだね。キスゴ買って行かない?ザルいっぱいで500円でいいから。」と言われ、心動かされる父。
息子のことを可愛いと言ってくれたお礼に、魚買ってしまいました。しかも300円に値下げしてくれました。さらにさらに「坊ちゃんにあげるよ。」と、小さなエビをがさっと一握り袋に入れてくれました。
朝からちょっとした幸せを感じながら帰宅の途についた親子。朝から奥さんごめんなさい。仕事前から小さなエビを茹でてもらい、美味しくいただきました。海の恵み、奥さんの優しさに感謝です。