徒然草

最近のマスコミ報道について思うこと

なんだか外は冬の大嵐。台風のような大風が吹きつけれております。また新たな寒波がやってくるみたいですね。新学期始まってインフルエンザが流行しなければいいですけど。

まずはこの話題から。

私が大好きだった星野仙一さんが70歳の若さでこの世を去りました。すい臓がんだったみたいですね。

「打倒巨人!」をずっと公言してた、我がジャイアンツの永遠のライバルでした。さすがに現役選手時代はよく知りませんが、監督時代によく苦しめられていました。

中日、阪神、楽天の監督としてどのチームでもリーグ制覇を経験し、最後には楽天監督の時についに我が巨人を倒して初の日本一にもなりました。まさに「闘将」です。長い間本当にお疲れ様でした。

 

今回は最近の加熱するマスコミ報道について少々物申したいと思います。あくまで私の超個人的な意見です。やや批判的な話になるので、興味のない方はスルーしてください。

毎年恒例の年越し番組である「絶対に笑っていはいけない」シリーズを録画しており、この度ようやく全部見終わりました。何度かに分けて鑑賞しましたが、さすがに6時間越えの番組は疲れますね。

今年もしっかり笑わせてもらいましたが、例年にも増してちょっと過激な演出が多かったように思えます。番組スタッフもマンネリ化を防ぐため大変なんでしょう。

やはり高視聴率番組には批判がつきものです。

まずは顔を黒塗りにして演じたエディーマーフィーさんのモノマネが世界中から批判を受けています。黒人に対する差別的行動だそうです。

さすがにこのことに関しては反省すべきだと思います。日本人が無知だったことが一番の原因ですが、これが浜田さんの罪に当たるんでしょうか?ネットニュースでは叩かれ放題。問題は「これを演じてください」とお願いしたスタッフの方にあると思いませんか?配慮が足りなかったこととして。

続いてベッキーさんのタイキック問題。

さすがにこのタイキックシーンには少々引いてしまった私。当然このシーンも批判の対象になったみたいです。

爽やかなイメージから転がり落ちてしまった彼女ですが、お笑いタレントとして出直すには良いきっかけだったと本人は話しているそうです。案外、やらせだった可能性もありますけどね。

袴田吉彦さん演じる変態仮面もちょっと過激演出でした。

不倫ネタを堂々と披露し、しかもこんな姿でテレビに出るなんて。ハンサム俳優のイメージとのギャップで笑いを演出する手法は年々過激になりつつあります。

共演者の方から「またこれで仕事増えるぞ!」と、励まされていた彼。芸能人の生き残りをかけたギリギリの仕事だったと思います。

先日、ビートたけしさんが自分の著書の中で、「最近は視聴者が皆、批判者になっている。」とぼやいていました。これには全くもって同感です。

ネット上で出てくる一個人の批判的な意見を、あたかも世論のように大々的に報道してしまう今のマスコミのあり方なんてどうなんでしょう。

あくまでこれは一つの意見です。いわばマイノリティーリポートであって、これが視聴者全員の意見ではありません。この番組を楽しみにしている人だって数多くいます。しかし顔がバレないならなんでも話していいと思う、心ない人々が誹謗中傷するような意見を投稿し、それを逐一拾ってあたかもメジャー意見のように堂々と報道するマスコミ。もううんざりです。

黒人差別や女性軽視の問題を無視しているわけではありません。これはこれで大きな問題として、もっともっと切実に議論すべきことだと思います。

最近の報道を見ていると、テレビで放送された番組の一コメントをニュースとして取り上げることが多いように思えます。

先日のお笑い番組でウーマンラッシュアワーがかなり切れ込んだ時事問題批判を繰り広げました。実際に見ましたが、人が言いづらいことをズバッと切り込んできた印象を受けます。しかしなぜお笑い芸人にこんな議論を任せる?沖縄基地問題や隣国の核問題など、彼らに代弁してもらうことなく、堂々と新聞やネット上で議論すべきだと思いませんか?自分は新聞愛読者ですが、この新聞離れの世の中で情報収集する手段は主にネットだと思います。

そんなネットニュースを批判的な角度から見てみると、あたかも世論を誘導しているような作為さえ感じます。週刊誌が一人の政治家を葬り去ることができる時代に恐怖を感じます。

増税の話題や隣国核問題、今年行われる診療報酬改定など、自分が知りたいニュースはほんのちょっとしか報道されておらず、相変わらず貴乃花親方問題ばかりテレビ報道しています。親方を悪者にするか正義の味方にするかは報道の仕方次第。それを鵜呑みにして親方批判をするコメンテーターの方々。よく考えてください。彼は被害者の親方なんですよ。暴行事件の。批判されるってどうなんでしょうか。貴の岩関がまた普通に相撲を取れるんでしょうか。なんだか本末転倒な展開です。

あくまで私一個人の意見ですが、今回の理事解任は妥当な判断だと思います。親方の作戦なんでしょうが、自分も理事の一人なら、まずはルールに従って動くのが筋です。体制批判をしたいなら、もっと堂々と発言すべきだったと思うし、まず何よりも理事長になるまでしっかり頑張って、そこで思い切った構造改革をする方がベターだったのでは?と思います。貴乃花親方の人気があれば、数年後には理事長になれたはずです。

今回はダンマリ作戦が失敗だったと思っています。ま、これも横綱気質なんでしょうね。自分だったら組織の弱点を念入りに調べ、そこを叩く手法をとるような気がします。一番悪いのは私ですな。

なんだか堅苦しい投稿になってしまいましたが、この批判だらけの報道社会。日本国憲法が定めている「表現の自由」がどんどん損なわれているような時代です。これってちょっとした報道規制ですよね。中国がとっている手法と同じです。もしかしたら裏で国が情報操作をしているのかもしれません。

ラッツ&スターが黒塗りで歌うことはもうないだろうし、とんねるずの石橋さんが演じたホモダホモオを観ることはもう二度とないでしょう。

色々書きましたが、私も単なる一批判者の一人です。このブログの意見だって完全にマイノリティーリポートです。どう受け取るかは人それぞれです。

もっと堂々とした場所で、みなさんがたくさん議論できる時代がやってくることを期待しています。

 

追伸:昨年末にハムストリングの肉離れを発症し、しばらく静養していましたが、先日今年の初バスケに行ってきました。

両膝及び左大腿部にでっかいサポーターを付けてのバスケットです。年々各関節を痛め、徐々にサポーターの数が増えてきている私。サイボーグのようになっています。

幸いまだそこそこ得点をゲットできましたが、そろそろ体の限界を感じ始めている私です。

一体何才まで元気にバスケットできますかね?夢は息子と一緒にバスケをすることですが、そこまで体がもつかどうか、甚だ不安です。

っていうか無理そうです・・・