どんどん寒くなってきましたが、まだ半袖登園を続ける息子。もうこうなったらいけるとこまで頑張ってみてください。週末はさらに寒くなるらしいですよ。野球の試合あるのに。
ソフトバンクが優勝した日本シリーズが終わり、FAの行使の期限も終わり、ドラフト会議も終わり、これから契約更改や移籍話が盛りあがる一方、無情にも戦力外通告を受けた選手たちがただいま頑張っています。「12球団合同トライアウト」です。
皆生き残りをかけて必死にアピールする場ですが、後には厳しい現実が待っています。プロ野球選手の引退平均年齢は29歳くらいと言われています。ただでさえ狭き門なのに、引退時期も20代。その後の人生の方がはるかに長く残っています。皆さんがどこかのチームの目に留まることを願っています。
我がジャイアンツの村田選手もまだ去就未定ですからね・・・
今回はまたまた美祢市に化石発掘に出かけたお話です。
前回ご報告した、美祢市の化石館での出来事。
最近恐竜ブームが再燃した息子ですが、化石館出口に置いてあったパンフレットを見てテンションMAXのスイッチが入りました。
「美祢市化石採集場」のパンフレットです!化石採集ですよ、化石採集!私でもテンション上がり気味になりました。妻は冷静でしたけど。
この日はすでに午後3時を回っており、しかも終了時間間近だったので、行きたい、行きたいとせがむ息子を必死になだめ、帰宅の途につきました。帰りにホームセンターで採掘道具を買う!と騒ぐ息子。結局翌日に根負けした妻が、ホームセンターで本格的な採掘道具を購入させられていました。
そしてついに化石採掘の日がやってきました。この日はちょっと肌寒い気候でしたが、見事な晴天。娘はまだ危ないと思い、今回は息子と私の二人で行ってきました。男二人旅は久しぶりです。
まずは美祢市歴史民族資料館で事前に申し込まないといけません(予約は不要です)。入場料100円を払い、ここから数キロ離れた採集場までの行き方、鍵の開け方などのレクチャーを受けました。採集場までは車で10分程度かかりました。
さぁ、現場到着です!
採掘場には誰もいませんでした。なんせ朝一番に申し込みましたから。
基本的にはここはもともと沼地だったらしく、出てくる化石は葉っぱがメインとのこと。運が良ければ昆虫も見つかるそうです。
「アンモナイトを見つけるぞ!」と気合を入れていた息子ですが、「アンモナイトって海の生き物だからここにはいないよ」って心でつぶやきました。息子の夢を壊したくないので黙っておきましたけど。
ちょっとした坂を登れば採集場に到着です。
さすがに今回は石などが飛んできたら危ないので、目の保護目的でサングラスをかけ、長袖長ズボン&軍手装着で挑みました。
妻が事前に購入してくれたカナヅチやタガネは本格仕様でした。しかも拡大用のルーペと化石を綺麗にするブラシまでありました。まさにプロの化石採掘師って感じです。
さすがにタガネとカナヅチをうまく使いこなすことができない息子だったので、ここは私の出番です。ずっと必死に様々な岩を砕いたり、岩盤を削り続けました。
しかし息子の作戦は違いました。すでに掘り起こされて転がっていた石にターゲットを絞り、ずっと色んな石をルーペで観察していました。
それらしき石を見つけると、毎回毎回「お父さん、これって化石?」と聞いてきます。こちらも汗だくで石を砕いている最中だったので、「うーん、よくわかんない」という押し問答がずっと続きました。
結局20個以上の化石が入っていそうな石?を持って帰ると騒ぐ息子をなだめ、5個ぐらいに厳選させて持ち帰りました。あ、ここの化石は全て無料で持ち帰り可能ですよ。化石を包む新聞紙やリュックをお忘れなく。
早く鑑定してもらいたいと騒ぐ息子でしたが、せっかくなので近くの渓谷で紅葉狩りに行ってきました。入場許可証などを最後に受付で返すため、鑑定はその時にお願いすることにし、息子を納得させました。
ずっと気になっていた「石柱渓」に行きました。入り口付近の紅葉は結構綺麗に赤くなっていましたが、渓谷の中はまだまだって感じでした。もう少し寒くなったらもっと綺麗になるでしょうね。
入口の地図を見ると、数々の滝が点在しているみたいでしたが、事前情報で2kmくらい歩くって書いてあったから、息子のことを考え、手前にある2、3個の滝を見て帰るプランにしました。
行って見るとびっくり。思っていた以上に険しい山道で、気合入れて歩かないと危ない感じでした。息子が川に落ちたら大変です。と言うことで、一つ目の滝を見たらさっさと退散しました。次はもう少ししっかり準備して訪問します。
滝というよりは小さな小川のせせらぎって感じでしたけどね。奥にはまだたくさん素敵な滝があるんでしょうか?
帰り際に「お母さんに綺麗な紅葉の葉っぱを持って帰る!」と話す優しい息子。私にはそんな優しさを見せてくれないのに。ちょっと悔しい思いをした私ですが、息子のそんな優しさに癒されたのもまた事実。
素敵な男二人旅はもう少し続きます。
その後、入場許可証等を返すため歴史民俗資料館に戻りました。そして受付の方に鑑定を行ってもらいました。果たして鑑定の結果はいかに???
結果は息子の勝利です!
厳選した石には全て化石が含まれていました。どれも葉っぱや枝の化石でしたが、息子の眼力には恐れ入りました。私には石の模様にしか見えません。とても本物の化石とはわかりませんでした。
何よりも本物の化石を発見した息子が喜んだこと、喜んだこと。超ドヤ顔でした。お父さんに勝った!と言われても言い返せない私。完敗です。
帰り道の100円ショップで木の箱を購入し、ちょっとそれらしく飾ってみました。
しばらく家の玄関に飾るそうです。目立つ場所に飾っている間は息子に頭が上がりませんね。
化石鑑定の後、ちょっと遅めのランチタイムです。
久しぶりに美東のやまむらに行きました。相変わらず大混雑しており、田舎なのに人気店です。午後2時ごろ行ったのに、ちょっとだけ待たされました。
ちょっと塩っ気の強い唐揚げですが、皮までパリッと揚がっており、とっても美味しい唐揚げです。有名になるのもよくわかります。周りもだいたい唐揚げを注文していました。息子のお子様ランチにもしっかり揚げたての唐揚げが入っていました。
美祢市男二人旅の〆は於福道の駅の温泉です。
小さな温泉ですが、源泉掛け流しの本格的な温泉です。化石掘りで疲れた体を、素敵な温泉が癒してくれました。
とりあえず美祢探訪はこれにていったん終了です。
次はどの町にターゲットを絞りますかね?まさに地井武男さんの「ちい散歩」ならぬ「砂散歩」です。
追伸:日馬富士の暴行事件が世間を騒がせています。相変わらず相撲界の暴行事件が繰り返されていますが、こんなにごっつい横綱が馬乗りになって殴られるなんて恐怖ですね。
色々な情報が飛び交っていますが、詳細が分かるまで時間がかかりそうです。
変な事件で騒がせるより、まず何よりも相撲を頑張って角界を盛り上げて欲しいものです。
本職は相撲取りですから・・・