徒然草

わくわく動物ランド

梅雨の終盤に記録的な豪雨。避難勧告まで出されております。水不足で悩んでいた数日前が嘘のよう。みなさんもお気をつけて!

まずは私の苦労話から。

これから看護学校の講義が始まります。宇部フロンティア大学の看護科の小児看護講義が4コマ、厚狭准看学校の小児看護の講義が12コマ、小野田市学校保健の講演会1件、妻の知人が開催する「マルシェ」で小児科医のお話1件と、ただいまスライド作成地獄に突入しております。幸いこれから小児科が閑散期に入るはずなので、仕事の合間なども利用してせっせとスライド作りをしております。

女子大生を笑わせるのが最大の目標ですが、ジェネレーションギャップに苦しめられそうです。肝心の講義の内容は?うーん、そこそこで。

今回は息子がどっぷりハマっている動物飼育のお話です。

我が家のベランダには息子が飼育している動物(昆虫含む)がたくさんいます。

まずはこれ。

息子が大・大・大好きなクワガタムシです。

私もクワガタは大好きですが、これまでノコギリクワガタしか飼育したことはありませんでした。しかも飼育知識がほぼ皆無の小学生時代です。

現在飼育中のクワガタは「オオクワガタ」です。私の妹の旦那が趣味で飼っているオオクワガタをおすそ分けしてもらったことから飼育が始まりました。

実は私の人生初のオオクワガタ飼育です。クワガタは上手く飼えば越冬できます。カブトムシは冬になると死んでしまいますが、クワガタは寒さを乗り越えます。

昨夏、このオオクワガタに加え、コクワガタ、ミヤマクワガタも我が家で飼育していましたが、越冬出来たのはこのオオクワガタだけです。彼はかなりの強者です。さすがオオクワガタ!すごいぞ、オオクワガタ!

冬はさすがに動きが鈍かった彼も、暑くなってきて行動が活発になったみたいです。冬はあまり減っていなかった餌も、今ではしっかり食べるようになりました。

ちょっと気になってオオクワガタの寿命を調べてみました。なんと5年生きる個体もいるそうです。7年間も生きたというすごい記録もありました。ついでに調べてみると、ミヤマクワガタやノコギリクワガタは越冬できないそうです。納得。日々勉強ですね。ありがとう、ウィキペディア先生!

続きましてメダカです。

近所のどぶ川で息子が捕獲してきた、たくさんのメダカたちです。実はメダカって2003年に絶滅危惧種に指定されました。ま、特定の種類のメダカらしいですけどね。

この辺は絶滅とは程遠いくらいのメダカが泳いでおります。やっぱり山口は田舎でいいところです。メダカなんてたっくさんいますから。

いつも妻と一緒にメダカ捕獲に行きます。どうしても息子が「飼いたい!」と言うもんだから、我が家に小さな水槽やエアコンプレッサーが徐々に増えてきました。妻も「飼育道具って高いよね?」と言っておりました。

今のところ息子が頑張って飼育していますが、水の入れ替えや水槽掃除など、大きな仕事は妻が頑張っています。私も手伝いたいところですが、今は静観しております。

メダカってよーくみるととってもキュートです。小さな体でスイスイ泳ぐ姿を眺めていると、こちらもかなり癒されます。

徐々に水槽内のメダカが増えていることに気づき、妻に聞いたところ、今でもちょくちょくメダカ捕獲に向かっているそうです。ご苦労様です。息子には、そろそろ水槽の容量いっぱいになるのでもうやめて!と忠告しておきました。

最後の最後に我が家に登場したのはカメ。近所の小川で捕獲してきました。いわゆる昔から馴染みのあるミドリガメです。正式名称はアカミミガメと言います。実はこのカメは外来種であり、かなりの数が野生化して大問題なっているカメです。

結構凶暴な性格らしく、まだこんなに小さい時は可愛らしく見えるけど、かなりの大きさになったらカルガモの雛を襲って食べるくらい怖いカメになるって話を聞いたことがあります。

おそらくこのカメも、かつて観賞用か何かで日本に持ち込まれ、飼い主が逃がし、そして野生化し、何世代も生きているカメの末裔だと思います。息子が捕まえて我が家に来た以上、責任を持って飼育しないといけないですね。自分も昔飼ったことがありますが、結構カメって臭いので嫌ですよね。

細菌義弟から興味深い連絡が入りました。

「カメいりますか?」と。

写真も一緒に送られてきましたが、なかなか珍しいカメです。カブトニオイガメって名前らしいです。聞いたことない名前のカメです。背中の模様とかとってもカッコイイし、顔つきもキュートだけど、これ以上我が家に動物が増えると飼育出来ません。

息子にチラッと写真を見せたら興味津々でしたが、今回は我慢するよう伝えました。まずは今我が家にいる動物たちのお世話をすることが一番大事だと指導しました。息子は未練タラタラみたいですけど。

我が家に動物が増えましたが、ついふとある番組を思い出しました。

昔、小林亜星さんたちが出演していた「わくわく動物ランド」です。回答者の人たちを「ホモサピエンス」って呼んでいました。

今思えばかなりベタなタイトルですよね。小学校時代、ずっと楽しく鑑賞していた番組です。あと、「野生の王国」ですかね。やはり私も幼少期は動物が大好きだったみたいです。今は感染やアレルギーのため動物から距離を置く私。

この番組の名物といえばやっぱり千石先生です。爬虫類マニアとして有名でした。数年前にガンで他界されたそうです。あと、ウーパールーパーもこの番組で有名になりました。もうウーパールーパーを知らない人がかなり増えてきたと思いますが、一時期大ブームでした。

しかしこの番組で最も有名になった動物ってどれだか知ってますか?

そう、エリマキトカゲです!

走って逃げる姿が愛くるしくて、一躍国民的スターになりました。もはやイチロー級です。当時はAKBクラスに匹敵する国民的アイドルだったと思います。

数々の書籍が出版され、車のCMになり、カタカタ押すとエリマキトカゲの足がクルクルと回る手押し車はどの家庭にもあったと思います。

今頃エリマキトカゲくんはいったい何をしているんだろう。すっかりテレビ界から消えてしまいました。まだ絶滅なんてしていないですよね?

最近すっかり昆虫や魚にドップリとハマってしまった息子です。そんな息子に聞いてみました。

「なんでそんなに動物が好きなの?」

かえってきた答え。

「動物が好きなんじゃないよ。自然が大好きなんよ!」

まぁ、なんて素敵な答え。将来は動物関係の仕事に就きたいそうです。動物園の飼育員になりたいと言っております。うーむ、お父さんの跡は継がないみたい。

 

追伸:ついに、ついに、ずっと話題になっていたラクテンチの温泉ジェットコースターの試運転が始まったみたいです。さすがに温泉を直接入れるわけにはいかず、温泉の成分が入った泡を大量に入れて動かすらしいです。詳しく読んでみると、温泉を直接使うとジェットコースターのレールが痛むからみたいですね。納得。

かなりバカっぽいけど、超絶楽しそう!正式運転が開始されたら是非とも息子と一緒に乗りに行こうと思います。

でも最初の下り坂で泡の大半は飛んでいくだろうな。あと、近くにいる関係のない人にも泡が飛んでくるだろうな。うーん、興味が尽きない・・・