今日はなんだか暖かいですね。行楽日和です。仕事なかったら遠出するのに。
本日はまたまたマニアック野球話。興味のない方はスルーして下さい。
メジャーリーグのワールドシリーズもいよいよ大詰め。レッドソックスで活躍している上原は元巨人軍。しかも私と同じ年。カージナルスとの対戦成績を3勝2敗とし、いよいよ制覇へ王手。是非とも優勝目指して頑張ってほしいですね。
ネットニュースに「世界一に王手」と記載されていました。
ん、ちょっと待てよ。世界一ってどういう事?
メジャーリーグのチャンピオンが世界で一番強いチームってことですか?
ふざけるな!まさにアメリカの驕り。
WBCで一度も優勝したことのないアメリカが、いまだに世界一って語るところにいら立ちを感じます。
WBCの成績だけみれば、日本は優勝2回、3位1回です。アメリカなんて4位が1回だけ。無理矢理アメリカ有利のルール作りをしても、3位にもなれない。これが今の実力です。
たしかにWBC開催時期は、各リーグともレギュラーシーズンの準備中で大事な頃。勝利しても得るのは名誉だけ。レギュラーシーズンに悪影響を及ぼすなら即年収に反映される。プロである以上、仕方のないことです。WBC優勝って名誉だけではお金にはなりませんからね。こんなシステムでは現役バリバリのメジャーオールスター軍団なんて参加出来ないと思います。
そもそも、メージャーリーグ自体、すでに多国籍軍となっています。キューバやドミニカ、もちろん日本人も多く在籍しています。純粋なアメリカ人だけのチームではないって意味では、ワールドって名前をつけるのも間違ってはないような気がします。
自分が大好きなアメリカバスケプロリーグNBAもヨーロッパ選手などゴロゴロいます。バスケの世界選手権ともなると、アメリカがいつも優勝しているわけではありません。バリバリのNBA現役選手でのぞんでも苦戦しています。
そういえばアメリカ代表チームも現役NBA選手が多く参加して「ドリームチーム」って呼ばれていますが、なんで「ドリーム」なんですかね?これもアメリカの驕り。
本当のドリームチームって呼べたのはバルセロナオリンピックの代表チームだけです。マイケルジョーダンはもちろん、マジックジョンソンやラリーバード、カールマローンやパトリックユーイング、デビッドロビンソンなど、今でもバルセロナ五輪のバスケの映像を見るとドキドキします。それくらいドリーム(“夢”)がたっぷりつまったチームでした。
あ、話がそれました。
メジャーが世界一ってことを証明したいのであれば、せめて日本シリーズ覇者と戦ってほしいですね。
さらに言えば、サッカーのトヨタカップみたいに、各国のプロ野球リーグの優勝チームがどこか中立の国に集まって、世界一決定戦を行えばいいと思います。韓国リーグだって、台湾リーグだって優勝チームは強いに決まってます。実現すればWBCよりも素晴らしい試合が展開されると思います。代表選手みたいな寄せ集めより、1年通じて一緒に戦ったチームの方がバランスとれていると思います。しかも、代表に選ばれないような選手も、各国のスカウトの目にとまり、世界に羽ばたいていけるかもしれないです。巨人の亀井とかね。
とりあえず上原には頑張ってもらって、(見せかけだけの)世界チャンピオンになってほしいです。彼は苦労人ですから。
上原の名言「雑草魂」ここに終結って感じですよね。