今日も雨模様で蒸し暑いです。汗っかきの私にはつらい季節です。暑いのは大嫌いです。早く冬が来ないかな?
今回は息子といつもの長府市場に行った時のお話。
相変わらず早朝覚醒の我が親子。その日は小児科の地方会があるため息子とゆっくりする時間がとれないと思い、頑張って長府の朝市に行ってきました。
今はタコの旬の時期なのか、いつもよりもお客さんの数が多く、タコもかなり多く並んでいました。しかもいつもよりやや安い印象。何度も通っている常連だから、最近のタコの相場がわかります。さすがに地元の人も今がタコの美味しい時期と知っているのか、タコ売り場には行列ができていました。珍しい光景です。
今回は妻から「タコはまだ冷凍しているのがあるから買わなくていいからね!」と念を押されていましたが、いつもよりやや割安感を感じた私は、息子と相談してちょっと小ぶりのタコを購入してしまいました。
厳しい眼差しで並んだ魚を吟味しているように見える息子。ちょっとした魚河岸のおっちゃんみたいです。ベテランの風格が出ています。何度も通っているのでおじさんたちも息子の顔は覚えてるみたいでした。
やはり魚市場は楽しいですね。小さな小さな市場ですが、季節に応じた魚介類が美味しそうに並んでおり、見ているだけでも幸せな気分になります。
顔つきが怖いけどとっても美味しいマナガツオや天然物のウナギ、大ぶりなサザエなど、美味しそうな魚がずらり。
あいにくその日は朝から夜まで学会会場にいるため、ここで購入して持って帰って食べることはできませんでした。非常に残念でした。
そのほかにもオコゼやイカ、アコウなんかも並んでいました。特にアコウが美味しそうだったので、お店のおばちゃんに聞いてみたらビックリ。やはり小さくても高級魚。横にいたアイナメは400円程度だったのに、アコウは2000円でした。大きさはほぼ同じです。でも本当に美味しそうでした。
ちなみにイカはこのトロ箱一杯で700円。とても個人宅で消費できる分量ではないので我慢しましたが、おさしみにしたらとっても美味しそうです。私も息子と同様タコ好きですが、イカも大好物です。
ここの市場の最大のポイントがタコ購入後の塩揉みと釜茹でを無料でしてもらえるというところです。お気に入りのタコを購入すると、おじさんが番号札を渡してくれます。人が少ない時は30分程度、繁忙期には1時間程度かかりますが、ゆであがったタコを準備してくれます。
待つ間に併設されている食堂で朝ご飯を食べて待つというスタイル。我が家も当然同じようにタコがゆであがる時間をここで食事しながら待っています。
ここでいただくうどんがまた懐かしいお味でいい感じです。私のお気に入りはかきあげうどん(生卵のせ)です。このあたりでよくいただく、やや細めの柔らかうどん麺。早朝にはちょうどいい分量です。ちなみに子どもには無料で4個入りのたこ焼きと揚げたてのいも天をくれます。しかも何回もくれます。まだ息子は4個入りのたこ焼きで充分満足していますが、いずれ「たこ焼きおかわり」する日も近そうです。まだかなり少食ですけどね。
もう顔なじみになったおかげか、塩揉みを見ていた息子に、おじさんが「兄ちゃん、たこの足何本あるか数えてみろ!」と威勢の良い声かけをしてくれました。
息子は怖がるかと思えば大喜びでタコを大胆に触っています。ずっと市場に通っていた甲斐がありました。きっちり8本の足を確認できた息子は大喜びでした。最近図鑑を読むのが大好きな息子です。好奇心が旺盛のようです。我が家に青虫を持ち帰ったときは吐きそうになりましたけど。実は私、蝶々が苦手なんです。その幼虫はもっと苦手です。
朝食をとり、まだもう少し茹で上がりまで時間があったので長府の港で海遊び。
小さなカニやフナムシを見つけては激しく追い回し、地獄の果てまで追い詰めていました。フナムシなんて怖いと思うけど、好奇心の方が勝っているみたいです。せめて捕まえて持って帰るのだけはやめてくださいと心で願っていました。
ここのタコの茹で加減はいつも絶妙です。周りはしっかり火が通っているのに、中はしっとりとしており、食感が絶妙でとても美味しいです。しかし子どもにはまだ噛み切れる固さではないため、息子はガムのように食べてカスを捨てます。しかも「もうタコいらない!」なんて言い始め、最後は私が美味しくいただきました。ついにタコ兄ちゃん卒業になりそうです。次はどんな魚を攻めていくのか楽しみです。次は何兄ちゃんかな?
追伸1:私が一日中学会参加のため不在にしていたため、息子の強い希望でまたまた阿知須の屋内遊園地に行ったみたいです。LINEで送られてくる妻からの画像を見て、学会合間にニヤニヤしている変なおじんさんでした。私もそちらの方に参加したかったなー!
追伸2:本日自分が最も尊敬していたNBAのバスケ選手が引退を表明しました。サンアントニオ・スパーズのティム・ダンカン選手です。
自分とポジションが同じパワーフォワード&センターだったため、いつも彼のプレーを見て勉強していました。19年間同じチームでプレーを続けたダンカン選手。自分がバスケを始めた時くらいにデビューし、しかも年齢もほとんど同じ。一時代を築いたスーパースターだったので残念でならないです。彼は今年40歳。昨シーズンも元気にプレーしていただけに次のシーズンもちょっと期待していましたが突然の引退表明。やはり一線級で頑張るのは30代が限界なんでしょう。
大学生になって初めてバスケットを始め、深夜のNBA放送を食い入るように見ていたあの頃。当時のスーパースターがどんどん引退していきました。コービー・ブライアントの引退も驚きましたが、ダンカンの引退はもっと驚きました。寂しいです。
自分もそろそろバスケ選手としての引き際を考えないといけない年齢になってきたのかもしれません。周りからはゴルフしろ!ゴルフしろ!って半分脅迫されていますが、まだまだ頑張れるうちはバスケットボールを続けようと思います。だってバスケが大好きだから。