熊本も梅雨入りが近いみたいです。熊本在住の友人たちから元気なメッセージがたくさん届きました。なぜか熊本で飲み会して、しかも私が奢らないといけないみたいです。これも復興支援!
今回は6月上旬に閉館する温泉宿のお話です。
美東にある温泉宿「天宿」が観光事業から撤退する話を父から聞きました。もともと父がここの日帰り温泉の常連であり、それがきっかけとなり自分も息子を連れて何度も行きました。
結構山の奥にある温泉で雰囲気あります。息子は「山の温泉」と言っています。県内の日帰り温泉施設を何件も回りましたが、ここが一番のお気に入りでした。入湯料はやや高めの設定で、お父さんのお財布泣かせでした。
ここのおすすめは露天風呂です。すぐそばには広大な山の風景が広がります。2月に訪問した時には湯船のすぐそばに雪が積もっており、温泉のお湯で雪を溶かしてあそんだこともあります。とにかく自然いっぱいの温泉でした。
閉館の話を両親から聞き、妻がまだ行ったことがなかったため、今回は家族4人で最後の訪問をしてきました。
さすがに1歳の娘に温泉は早いだろうと思い、まずは妻が温泉へ。その間は子ども二人を連れて美東から秋吉近辺をドライブしました。
その後は我々の番。天宿最後の入浴です。息子と二人で誰もいない露天風呂につかりながら、すぐ近くに飛んできたウグイスの鳴き声を聞いていると、もうこれで最後なんだなって少し悲しい気持ちになりました。息子は相変わらず露天風呂と水風呂を行ったり来たりしています。
いつも木曜日の午後、クリニックお休みの時に行くので人が少なくて過ごしやすかったです。妻も初めての天宿を満喫したそうです。
帰るのが名残惜しかったため、温泉入口の休憩所で家族4人でくつろぎタイム。娘はずっと畳をハイハイしていました。息子は入浴後の牛乳。なかなか渋い選択です。
今思えば、この来客者の少なさが閉館の原因なんでしょう。何かのエッセイで読みましたが、行列のできるお店でもリピーターがいなかったら最後は潰れてしまうという内容でした。以前ブログでも書きましたが、まさに潰れる寸前のハウステンボスがまさにそうでした。ハウステンボスはその後V字回復しましたけどね。
ここはまさに「里山の温泉」で、山口らしさを十二分に味わえるところでした。今後はここに併設されていた介護施設に合併されるみたいです。観光業会よりも介護業界の方が断然需要が高いので仕方ないことです。
ここに来られる介護施設利用者はこの素敵な温泉に入ることができるんでしょうね。うらやましいです。なんとなく寂しい気分のまま最後の訪問を終えました。帰りはわざと遠回りして、美祢の自然を満喫しながら帰りましたとさ。
ありがとう天宿!素敵な思い出がたくさんできました!(またいつか復活してください)
追伸:本日よりセ・パ交流戦が始まります。毎年小馬鹿にされたロッテのポスターが有名ですが、今年もなかなかの出来でした。これまでの作品も併せて載せておきます。今年はロッテから巨人に移籍したクルーズ選手をネタにしているようです。なかなかマニアックです。
最近打線が最悪の我が巨人軍。菅野投手の防御率はなんと0.56ですよ。それでも勝ち星がつきません。交流戦をきっかけに再浮上してください。阿部捕手も復活するみたいだし。頑張れ読売ジャイアンツ!