一気に夏が来ましたね。熱中症の受診が増えてきました。水分補給と塩分補給を忘れずに。
今回は野球のお話。
今年の甲子園は予選から話題満載で盛り上がっていますね。本戦が楽しみです。夏といえば甲子園ですから。
今朝の「アサチャン」で花巻東高校の千田選手の特集をしていました。生まれてすぐに父を亡くし、母親一人で息子二人を育て、大好きな野球に親子で没頭していた矢先、震災で母も亡くしてしまった千田選手。生前に母が「私を甲子園に連れて行って!」とお願いしていた約束を果たすため、必死に野球を頑張って、名門花巻東高校でレギュラー入り。そして3年生になった今年、見事一関高校を延長で倒して甲子園出場!
わずか5分程度の特集でしたが、朝から号泣してしまいました。甲子園って誰もが夢見ても、実際に行けるのはほんの一握り。運も必要です。彼みたいな素晴らしいお話の裏には、夢やぶれ砕け散っていった高校球児たちがその何倍も存在するわけです。
山口は下関商業が出場します。どこの高校球児たちも応援してます。頑張って!
で、次はつまらない自分の野球話。
先日、医局対抗野球の決勝戦がありました。実は小児科って毎年決勝戦に出るくらいの強豪なんです。野球部が数名いるのと、他の医局より選手の平均年齢が低いのがその理由です。
しかし自分はずっとレギュラーです。不動のライトです。バッティングよりも守備力を買われてずっとスタメンはってます。しかしバッティングでも貢献したいという理由から、いろいろな方にアドバイスを聞き、時には学生からもアドバイスをもらい、地道にバッティングセンターに通って自分のスタイルを築きました。
体格から「長距離バッター」のイメージを持たれていますが、実はコツコツと単打を重ねて出塁する「アベレージバッター」なんですよ。2年前は小児科野球部の打点王でした。サヨナラヒットも2本打ちました。
決勝戦の相手は一外科。2年前に対戦しましたが、速球派の投手がいるチームです。もともと自分は8番バッターでしたが、打率が上がってきたことを理由に7番、6番と徐々に繰り上げ。今回も6番打者としてスタメン出場しました。
これから自分の情けない姿をごらんください。
2アウト満塁で回っていた第一打席。フルカウントまで粘ったんですがあえなく三振。後輩たちのため息が聞こえてきそうでした。めちゃくちゃ悔しかったです。
自分の本来のバッティングフォームはコンパクトに腕をたたんで腰の回転で振り抜き、レベルスイングで芯を狙ってミートし、内野の間を抜ける打球を打つという地味なフォームです。しかし今回の投手が速球派だったので妙に力んでしまい、つい腕をたたむことを忘れて、いわゆる「テニス打ち」になってしまいました。しかも速球がややシュート気味にナチュラルに曲がっていたので、なおさらコンパクトに腕をたたんで振らなければいけないところでした。うーん、悔しい。
バッティングって読みが大切なんだなっていつも思います。確かに球は速かったけど、カウント稼ぎの外角ストレートを早いうちに投げてくるのがわかりました。次はその球を狙ってやろうと気合い入れました。
その次の打席も1アウト満塁で回ってきました。我がチームの上位打線は出塁率が高いけど、打点を稼いでくれません。ということでまたまた我が打席で大チャンス到来。
今回はヒット狙いというよりは打点狙いで当てにいくことだけに集中しました。ここで一番やってはいけないのが三振と小フライです。ということで狙い球を絞って、カウントを整えようと投げてきたストレートを狙い通りに叩きました。結局3塁側に叩きつけてボテボテの内野ゴロ。その間に3塁ランナー生還。本当はタイムリーを打ちたかったところですが、最低限の仕事はできました。
結局試合は3−3の同点で迎えた最終回。先行の相手に押し出し四球などで2点を奪われ、結局そのままゲームセット。残念ながら準優勝となってしまいました。
すでに開業して2年経ったのに、自分を必要として呼んでくれる後輩たち。2ヶ月後から今シーズンの医局対抗野球が開幕します。そう簡単に負けるチームではありませんが、もう少しバッティングで貢献したいと思います。
こう見えて自分、意外に守備は堅実なんですよ。デブですが。
野球最高!バスケも最高!やっぱり運動は見るよりする方が何倍も楽しいです!!
追伸:昨夜、ドラゴンズの谷繁捕手が選手最多出場記録を更新しました。高卒からすぐにレギュラー。しかも捕手ってところがすごいです。
その華々しい記録を達成したその日、我が巨人軍の正捕手、相川選手が骨折してしまいました。バッティング好調でいい雰囲気だった矢先の大事件。
以前のブログでも書きましたが、ここでやはり小林捕手の将来を見据え、後半戦は小林捕手一本で頑張ってほしいです。これで阿部選手が捕手にかえってきたら巨人の未来は暗くなります。実松捕手や加藤捕手もいますが、ここはあえて小林捕手推しで。先日のミコライオ投手が小林捕手のサインに首を振りまくっていたので、まだ彼にはリード面の不安があるようです。しかしここは敢えて小林捕手でお願いします、原監督!