もう気づけば年末です。今年の秋は異常に短かったです。ちょっと前まで日中が暑くて半袖で過ごしていたのに。私は秋が一番好きですが、喘息や鼻炎などのアレルギー症状が出るのがちょっと辛いです。
まずは音楽の話題を。
能登半島震災復興支援ライブのため、またまた再結成したCOMPLEX。吉川晃司さんと布袋寅泰さんの伝説的ユニットです。
コンサートは平日開催で行けなかったけど、DVDは発売当日に購入しました。曲のセットリストは前回の東北震災復興支援ライブとほぼ同じですが、いい感じに歳を重ねて渋さが増した二人。
オープニング曲のイントロで握手をするシーンは今回も超素敵で涙もの。吉川さんの必殺技「シンバルキック」も見れて感無量です。
今回は鹿児島で開催された高校同窓会のお話前編です。
先日卒業30周年記念同窓会が鹿児島で盛大に開催されました。5年ごとに同窓会は開催されております。
高校時代から大きく変わったこと、それは「九州新幹線」の存在です。私が高校時代、夏休みなどで帰省する際に鹿児島本線を走る「ハイパー有明」に乗って山口まで帰っていました。
鹿児島ー博多ー新下関ー小野田と、幾つも電車を乗り継ぎ、大体6時間以上かかります。
今は厚狭駅で新幹線に乗り、小倉で乗り換え、鹿児島へ。2時間ちょっとで鹿児島中央駅に到着です。昔は西鹿児島駅という小さな駅だったのに、今は駅ビルも出来て、駅前は大賑わいです。
いくら駅前が発展したとはいえ、鹿児島の繁華街といえばやっぱり「天文館」です。今回も天文館ど真ん中のホテルを確保し、前夜祭の前に散歩してみました。久しぶりの天文館散策です。
ごちゃごちゃしたアーケードは健在で、少し寂れたって噂を聞いていたけど、昔ながらの賑わいを見てホッとした私。
高校生だった時は、学校近くの谷山電停から市電に乗り、40分くらいかけて天文館に遊びに出ていました。当時は大きなゲームセンターや映画館に行くくらいだったですけど。
街ブラしていると結構並んでいるお店を見つけました。
なんだろう?って思い、先頭に行ってみると納得。鹿児島名物「しろくま」を提供している有名なお店「むじゃき」でした。
全国的に有名なかき氷「しろくま」ですが、私はかき氷が嫌いなので、鹿児島に3年間住んでいるときに一度食べたっきりです。量も多いし、練乳みたいな白いのかかってるし。並んでまで食べるものではないので、完全にここはスルーしました。
お待ちかねの前夜祭。
やはりここは「男子校ノリ」で、30年の歳月を過ぎても変わることのない素敵な友人たちと深夜までお酒を飲んで語り合いました。
一緒に写っている友人は高校時代からの親友ですが、昼間にゴルフに行ってお疲れのようです。私はこの会で大騒ぎしてしまい、完全に声が枯れてしまいました。
20周年記念同窓会の時は1学年250人中150人くらい集まりましたが、今回は80名くらい。それでもすごい人数です。全国から集まってくる高校ですから。ちなみに前夜祭は30名くらいの参加でした。
結局二次会が終わったのは深夜1時すぎ。友人たちが「帰りにラーメン食おうぜ!」って悪魔のお誘い。
最近は飲み会の「〆ラーメン」は極力控えていたのに。っていうか歳をとってからは深夜にラーメンを食べる元気がもうありません。
でもせっかくなので悪魔のお誘いに乗って、昔からある鹿児島ラーメンの名店「のり一」へ。
少し並んで入店したらびっくり。店内はほぼ同級生だらけ。そして新たに入店して並んでいるのも同級生。ほぼ「ラ・サール高校ご一行様貸切状態」でした。
それにしても深夜ラーメンを食べているメンバーをみるとすごい人ばかり。外務省で官僚をしているヤツ、東大医学部卒業で外科医をしているヤツ、北海道大学薬学部教授から京都大学の教授として引き抜かれたヤツ、東京で大きな会社を経営しているヤツなどなど、経歴や職歴を聞くとびっくりする人ばかり。そんな凄いメンバーと、深夜2時までラーメン店で騒いでいました。楽しい夜でした。
翌朝はゆっくり過ごして、昼から学校見学&模擬授業が開催されました。
鹿児島はとってもいい天気でしかも暑い。10月中旬開催だったけど、汗ばむ陽気で私は半袖で過ごしました。
懐かしいけど、今も変わらない同級生たちと学校正面で記念撮影。東京から来た人、沖縄から来た人、東北から来た人など、全国各地から集結しましたが、一番驚いたのは「インドから来た人」です。
彼は20周年記念同窓会のときに「中国で働いてます」って言ってたけど、今回はインドに出向しているみたいです。彼の会社は東京の大手証券会社なんですが、世界各国を飛び回っているらしいです。夜の懇親会途中まで参加し、そしてインドまで帰るとのこと。うーん、グローバル。
この後は学校校内見学、寮見学、当時の恩師たちによる模擬授業、鹿児島見学バスツアー、城山観光ホテルにて懇親会と続きますが、長くなるのでこの話は次回に。
追伸:兵庫県知事選の結果には衝撃を受けました。県議会全員が不信任案に賛成して失職した斉藤知事ですが、なんと返り咲き当選。当選したことは素晴らしいですが、これから県議会議員や市の職員たちとどうやってやり取りしていくんでしょうね。まさに「いばらの道」です。
今回一番驚いたのは、ついにやってきた「ネット選挙」戦略です。SNSやYouTubeを駆使し、民意を得て、そしてこれまで選挙にほとんど行かなかった「若者票」を集め、そして見事再選。
これまで「浮動票」と言われいた、支持政党のない票の威力をまざまざと見せつけられました。そして投票率の高さへとつながり、これまで選挙に無関心だった若者が「浮動票」を動かし、たくさんの政党から支持を受けていた候補者に大差をつけて勝利。これまでの選挙とは全く違う流れを作り出しました。
その流れは名古屋市長選まで続き、政党支持をたくさん取り付けた候補者を大差で倒した、河村元市長の後継者、広沢さん。
今回の2つの選挙を見て感じたこと。それは既存メディアの衰退、社会的影響力の衰退です。新聞やテレビ報道なんてもはや何の力もありません。
SNSを通じて情報を拡散し、民意を動かし、そして若者が動く。今後はこんな選挙戦が主流になるのかもしれません。
ただ、SNS上ではフェイクニュースも飛び交っており、何が正しい情報なのか、それをしっかり見極めるリテラシーも必要です。
夏には参議院選挙があります。若者の政治参加はとっても素晴らしいことだし、今のように与党と野党が本気で政策を語り合い、審議し、法案成立を目指すことはとても健全です。数の理論で強引に話を進めてきたこれまでとは一味違います。ただSNSなどの法的規制も必要ですね。フェイクニュースに騙され、右往左往するのもどうかと思います。若者もしっかりマニフェストを読んで、そして自分の考えに近い人や政党に投票してくださいね。一時的なノリで投票してしまうと、後々大変になります。
アメリカの糞トランプも同じ戦略を使って、アメリカ大統領選に勝利しました。あのアメリカ大統領でさえネット戦略で勝敗が決まります。
お下劣で犯罪者の老害クソジジィがアメリカ大統領ですよ。驚きです。こいつのせいでこれから世界情勢が激変するでしょう。環境問題なんてどうでもいい、関税をかけまくって自国優位の保護政策を推し進め、世界ルールを無視して2国間で脅しを使いながら交渉する手腕は本当にクソです。こんなルールが世界基準になると、世界恐慌の再来、もしくは第3次世界大戦に突入しそうです。
ただバカトランプのいいところ、それは「戦争嫌い」なところです。
果たして今後はどうなる?
個人的にはアメリカ産の牛肉やワインなどが値下げしてくれそうで嬉しいところもありますが、アメリカのインフレがまた増悪しそうな匂いがプンプンしております。ハワイで丸亀製麺のうどんを食べたら3000円近くかかるそうですよ。アメリカインフレ恐るべし。