今年は雪の日が多いですね。これも異常気象?スキーに行きたいけど、なかなか時間が取れません。
まずはこの話題から。
平昌オリンピックで色々苦戦中の日本勢ですが、高梨沙羅選手が念願のメダルゲット!
今年は不調で苦しんでいた彼女ですが、オリンピックで銅メダル獲得。最近はマスコミが騒ぎすぎて充分な練習が出来なかったのかもしれませんが、自分をストイックに追い込む彼女の姿に毎回感動しています。
おめでとうございます!次回オリンピックもよろしくね!!
今回は久しぶりのクルマ談義。マニアックネタになります。興味のない方はスルーしてくださいね。
かなり前に自分の愛車遍歴をお話したことがありますが、また新たな車に変わったので、今回は「スポーツカー」をテーマにお伝えしようと思います。
まずは学生時代に乗っていた車、「トヨタカルディナ」から。当時はちょっとしたSUVブームだったせいもあって、荷物をたくさん載せることの出来るアウトドア志向の車が人気でした。当時大人気だったステーションワゴンもその流れです。今ではほとんど国産ワゴンが発売されなくなってしまいましたけどね。
当時流行っていたSUVは「三菱パジェロ」や「日産テラノ」、「トヨタハイラックスサーフ」などでしたが、ステーションワゴンも車種が多かったです。
実際にステーションワゴンに乗ると、超絶便利でした。荷台には七輪や炭、塩胡椒に釣り道具、さらには星座の配置図まで積んでいました。
ステーションワゴンブーム時代、頂点に君臨していたのが、この世界を代表する名車「SUBARUレガシィツーリングワゴン」です。
ちょっと高額でしたが、研修医時代にお金を貯めて、自分のお金で購入した初めての愛車になります。(多少我が親からも援助してもらっていますが)
この車は本当に素晴らしかったです。安定した四駆性能で、雪の日や大雨の日もほぼ無敵でした。
乗っていたのは3代目で、最後の5ナンバーサイズのレガシィです。積んでいたエンジンは4気筒水平対向2リッターエンジンで、ツインターボでした。270馬力のモンスターです。まさに「羊の皮をかぶった狼」状態の車で、めちゃくちゃ速い車でした。
さらには荷物が本当にたくさん積載することができ、普通サイズのダンボールなら10個以上は楽々載りました。
しかも長距離運転がとっても楽チン。これこそ真の「GTカー」だと思います。GTとは「グランドツーリング」の略で、「大陸横断するための車」のことを指します。この車に乗って、私の中の「スポーツカー魂」に火が灯りました。
その後何台か乗り継ぎましたが、ついにストイックなスポーツカーにたどり着きました。
それが「MAZDAロードスター」です。
最初に購入したのは3代目ロードスター(通称NC)です。自然吸気の2リッターエンジンで、しかもマニュアル仕様でした。マイチェン後に導入されたハードトップの車です。屋根が金属製で、ボタン一つで自動的にオープンになります。人生初のオープンカーです。
この車もまた素晴らしかった!
「車の楽しさは速さだけじゃないぜ!」ってことを教えてくれた車です。私が思う車の理想である「FR(フロントエンジンリアドライブ)」でした。雨の日とかツルツル滑りましたが、それがまた面白かったです!
5年くらい乗った後、さすがに3人家族で2シーターはまずいかなと思い、当時流行していたクリーンディーゼル車に興味を持ち、従兄弟が働いているMAZDAでアテンザワゴンを買いました。
とっても良い車で、パワーと燃費を備えたエコ仕様の車でした。スポーツカーのジャンルには入りませんが、スピードもピカイチでした。
ちょっと割安な軽油仕様で、1回満タンにすれば800kmくらい平気で走行できました。素晴らしい燃費です。しかもトルクが太くてとってもパワフル。
しかし何かが違う、何かが違うんだ!と私の中の心が叫んでいました。もはやこれはエモーショナルな感覚なので、うまく説明することが出来ませんが、エンジンフィールが最後まで馴染めませんでした。車のスピードとエンジンの回転数のギャップにものすごく違和感を感じたのが大きな理由でしょうか?興味のない人には全くわからないでしょ?
そこで私は原点回帰しました。「そうだ、スポーツカーに乗ろう!」と。
妻を必死に説得して購入したのは4代目ロードスター(通称ND)です。この車の開発コンセプトも「原点回帰」でした。世界的に有名になった初代ロードスター(NA)の世界観を再現すべく、ダウンサイジングされて生まれ変わったNDです。かなりの軽量化を施し、エンジンサイズも2リッターから1.5リッターへ。軽量化の恩恵は絶大で、コーナーをひらりひらりをかわしていく感じはとても楽しかったです。しかし如何せん疲れる!なんだこの硬い足回りは!ほぼ全ての段差を拾います。しかも車が軽いからひょこひょこと突き上げ感があり、とても長距離を運転する車ではありませんでした。これはレガシィやNCとは大きく異なります。
スポーツカーを運転するってことはこういうことだと自分に言い聞かせていましたが、さすがに40歳過ぎると少々疲れます。
当然マニュアル仕様だったので、バスケ練習の帰り道で、クラッチを踏む左足がつってしまうことがしばしばありました。さすがに長く乗るには根性と体力が必要だなと思い、現在の愛車にチェンジすることとなりました。
そしてついに10年以上欲しくて欲しくてずっと夢見ていた車「BMW」を購入しました!
車を買うなら当然クーペでしょ?4ドアはダメ、当然2ドアでしょ?と、自分の美学を貫きつつ、何度もディーラーで試乗させてもらいました。最初は4シリーズを狙いましたが、如何せん車体サイズ(特に横幅)がデカイ!2ドアなのにかなり巨大でした。で、ついでに乗せてもらった2シリーズ(235)がとても素晴らしく、大きさも丁度いい感じ。しかもマニュアル仕様があります。
2シリーズをずっと検索していたところ、烈火のごとく登場したのがバリバリのレース仕様である「M2」です。しかも数ヶ月遅れでマニュアル仕様車も発売されました。
まさに私のために待っていてくれた車です。自分が思う理想の車形態が全て凝縮された、夢の車です。
大人気の車だったので、まさかの予約1年待ち。その後ドイツ本国で量産体制が整ったため結局は9ヶ月くらいで納車できました。
電車でディーラーまで車を取りに行きました。道中ノリノリで。
キーをもらった時、あまりにも感動して少し涙が出ました。
で、1ヶ月半で1500kmくらい走行した感想。
エンジンは素晴らしいです。まさにシルキーシックスと有名な直列6気筒エンジン。吹き抜けが超絶スムーズ!まさに世界的に有名なエンジンだなって唸ってしまいました。
しかし、だがしかし、やっぱり足回りは固めでした。走行モードを「コンフォート」にしてもやはり固め。スポーツタイヤを履いているせいもありますが、やはり硬い。
「ビーエムよ、お前もか!」と、心で叫んでしまいました。
やっぱりスポーツカーに乗るということは、快適性を求めてはいけません。今回の買い替えでも同じ気持ちになりました。
それでも私はスポーツカーが大好きです。現在大流行中のSUVには浮気しません。
何歳までクラッチを踏みながら、ガチガチに固めれられた足回りを持つ車に乗ることが出来るでしょうか?
もしかしたら大好きなバスケを引退するときに、スポーツカーからも卒業するかもしれません。そうすれば、かつてその乗り味に感動したマークⅡとかクラウンのようなコンフォート性能満載のセダンに乗っているかもしれませんね。全く想像がつきませんが・・・
自分の最終目標は「トヨタ2000GT」ですが、先日開催されたオークションで、フルレストアされた2000GTが4千万円近くで落札されていました。
うーん、値段高過ぎ。
毎回のオチに使っているフレーズでしめようと思います。
そうだ、宝くじを買いに行こう!
追伸:新しいスーパ戦隊が始まりました。
今回はなんとヒーロー同士が敵対する内容です。
そろそろ戦隊モノから卒業してほしい息子ですが、父と共に楽しく鑑賞してしまいました。
こうしてまたまたバンダイの販売戦略にどっぷりをハマってしまう我が家です。