徒然草

スペシャルオリンピックスという団体について

最近寒いですね。クリニックでもノロウイルスに加えてインフルエンザの方も増えてきました。皆さん健康には気をつけてください。自分もですが。

今日は「スペシャルオリンピックス日本(以下SON)」という団体のお話。

HPの公式な説明を載せておきます。

logo「スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちをアスリートと呼んでいます。」

自分は数年前から知的障害のある方のスポーツ団体であるこのSONでバスケットボールのボランティアコーチをしています。これがなかなかハード。

1475911_580236232054626_1134366394_n毎月2回、山口市にあるユニクロ本社の体育館で練習しています。元々、SONコーチ代表の方から、「子どもだからといって遠慮しないでください。皆真剣に頑張ってるから、コーチも本気でバスケしていいですよ。」と言われました。でも自分はかれこれ20年バスケしてたおじさんです。負けるわけがないと思っていたら大間違い。本気で試合しても負けてしまうことが多々あります。

しかしこれが面白い。練習も本格的です。ストレッチに始まり、フットワークという、部活時代しかしていなかったトレーニングまでやってます。パス練習や速攻の練習、最後は試合まで。子どもたちはさすがにタフ。毎回毎回こちらがヘロヘロになってしまいます。

ボランティアコーチも様々。我々社会人のおっさんや、中学、高校バスケ部の人々、還暦を過ぎた元バスケプレーヤーなど、色々な人がいます。これまた面白いです。

上の写真は先日の練習風景です。ちょっと前の練習で、本気でバスケしたのにアスリートたちに負けてしまった現実。今年最後の練習だったので、相当気合いいれて試合に臨みました。今回は4チームのトーナメント方式だったけど、決勝戦で同点終了。前回の倍返しとまではなりませんでしたが、全得点に絡んだ大人げない私。これで今年の借りは返しました。

自分は38歳にして、自称現役バスケプレーヤー。先日も日本医師バスケという全国大会も出場してきました。目標は「還暦までバスケ」です。ゴルフはしません。医師会の先生方や父から「ゴルフしなさい」と勧められていますが。

バスケというスポーツを通じて、色々な仲間たちと出会えました。医療業界は狭い世界です。バスケの世界はとっても広い。まだまだ辞められませんな。

夢は「息子と同じコートでバスケすること」です。しかし2歳の息子に聞いてみたところ、「あっくん野球する」って。ウルトラショック!!!ま、野球もいいかな。

 

IMG_20131213_211415850追伸:いつも嫌な顔一つしないでバスケに行かせてもらってる妻に心から感謝してます。本人には伝えていませんが。