徒然草

唐戸市場周辺を遊び尽くす(前編)

先週末は熊本で、大学時代の友人の結婚式でした。友人代表挨拶を頼まれましたが、結果、「話が長すぎる!」とクレームがきました。でもやりきった感はあります。詳細は後日。

今回は息子の強い希望で訪問した唐戸市場のお話。

今更ですが、私と息子は大の魚市場好きです。あの独特な雰囲気が大好きで、これまでいくつかの市場を訪問しました。

今回は息子が「家族全員で唐戸市場に行きたい!」と言うもんだから、週末の朝に早起きして唐戸市場に行ってきました。

何度かここには来ましたが、朝7時半くらいに訪問するのがベストだと思います。6時台に行くとまだお店が準備中、9時近くなると観光客の方々で混雑します。

だいたいいつもは息子と二人だけで市場巡りをしていますが、今回は家族全員で来ました。

息子も娘もテンション高めで朝から元気いっぱい!朝早起きして来た甲斐がありました。

娘は唐戸市場初体験。最初は規模の大きさにちょっと驚いていた様子ですが、その後は楽しそうに場内を走り回っていました。最近やんちゃ度合いが増してきた娘です。

やはり下関と言えば「ふぐ」です。山口では「ふぐ」のことを「ふく」と呼ぶことが多々有ります。

ということでフクマネキンという縁起の良さそうな置物の前で記念撮影。

我が家にもっともっとたくさんの「ふく(福)」がきますように!

でも実はふぐの水揚げで有名な港は下関彦島にある南風止まり漁港ですからね。唐戸市場はどちらかといえば観光がメインの市場みたいです。駐車場にが県外ナンバーの車が散見されました。それなりに有名らしいですよ、ここは。

さぁ、ついにお待ちかねの朝ごはんタイムがやってきました!

私と妻のお目当ては当然海鮮丼です。むすこのお目当てはもちろん「サーモン握り」。回転寿しでもサーモンばかり食べるサーモンマニアの息子ですからね。

いろいろあって本当に悩みました。だってどれもこれも本当に美味しそうです。ネタが新鮮なのか、つやつやしています。

やはり海鮮丼なので、それなりの値段設定でややお高い感じですが、これまでいくつか海鮮で有名な観光地に行きましたが、そこでの値段設定よりやや割安な印象を受けました。そもそも具の盛り方が多いので、それだけでもお金を出す価値があると思います。

私がセレクトしたのは「ウニ丼」と「クジラのフライ」です。

下関はふぐで有名ですが、実はクジラも普通に買ったり食べたりすることが出来ます。

私が小学生時代、よく学校給食にクジラの竜田揚げが出ていたし、自宅でクジラのお刺身もよく出ていました。最近では滅多に食べれなくなりましたけどね。

このウニ丼が超絶美味しく、朝から大興奮してしまった私。ただ、二階の食事スペースはちょっと照明が暗く、ウニの艶やかな感じがまったく表現できておりません。むしろちょっと嫌な感じに見えてしまいます。ご容赦下さい。

予想以上にこんもりと盛られたウニがたっぷり!当然味は最高です。

こんなにウニをたくさん食べたのは久し振りです。父のテンションにやや遅れをとっている娘と記念撮影をしました。

娘がウニの素晴らしさを知るにはまだ10年は早いかな?その頃にまた一緒に連れてきてあげるからね!

妻は海鮮丼を、息子はサーモン握りをたっぷりと食べて大喜びしていました。

大満足の食後は市場散策。

美味しそうな魚介類がところ狭しとたくさん陳列されていました。この中でも一番美味しそうだったのはナマコです。今回はクーラーボックスを持参していなかったため、お魚購入は泣く泣く断念しました。子どもたちもいろんな種類の魚たちを見て興味津々の様子。やっぱり魚市場って楽しいですね!

今回初めて知ったことですが、唐戸市場の屋上には芝生広場がありました。

ここには何度も来たことがありますが、屋上広場の存在はまったく知りませんでした。奥が深いぞ、唐戸市場。

屋上広場に続く道にふぐのひれが大量に干してありました。息子に「なんのために干してるの?」と聞かれましたが、答えは簡単。「ひれ酒」用です。息子にはまだ早いひれ酒。成人したら一緒に飲もうねと伝えました。

ちょっと長くなりましたので、この話は後編へ続きます。しばしお待ちをー!

 

追伸:ひな祭りの時に小さなケーキを買ってきて、ささやかお祝いを行いました。

娘の素敵な笑顔で我が家は癒されました。これからも元気いっぱいにスクスク育ってくださいね!

息子はケーキが食べれる喜びで笑顔いっぱいでした。甘い物大好き息子です。

で、当然ロウソクの火を消すのは息子の役目です。

どんな時も息子が火を消します。今回の主役は娘なのに、あたかもそれが当然のように息子が火をけしてくれました。

我が家の恒例行事のため、私もロウソクに火をつけたら息子の前に持っていきます。私や妻のお誕生日の時もそうです。

でもいいんです。火を消す息子の横顔が可愛いから(親バカ)。