徒然草

官能的な車って?

西原村の学校にも生徒が戻ってきたそうです。これで学業再開ですね。夏休み返上かどうかで問題になっているみたいです。

最近ずっとグルメ話や旅行記が続いていたので、たまにはマニアック車談義を。興味ない方はスルーしてください。

20141207_210212_616_2先日の後輩結婚式での一会話。

「最近乗りたくなるような官能的な車ってなかなかないよねー」「そうだよなぁー」

ん?そもそも官能的な車ってなんだろう?そこから疑問に思った私。真っ先に思い出した車がやっぱり「アメ車」です。

V8とかV10エンジンを積んで、燃費関係なしのハイパワー。当然カラーリングは炎ペイント。発車時にはバックファイヤー。ホイルスピンしながら加速していくアメ車に憧れがありました。

yjimageyjimage-1今時エンジンがボンネットから飛び出した車なんて見たことありません。最近のアメ車を見ていると、エコブーストなんぞ積んだエコエンジンが主流。アメ車といえど世界の流れには逆らえないみたいです。

以前アメ車に乗っていた人から実燃費を聞かされた時、衝撃を受けました。リッター3キロですよ、3キロ。このエコ全盛のご時世でこの潔さ。やはりアメリカンマッスルには大きな魅力を感じます。新型コルベットとか運転楽しそうです。高すぎて買えませんけど。

yjimage昔のアメ車の中でずっと好きだった古い車があります。前述のアメリカンマッスルとは程遠いくるまですが、ビュイックのワゴンです。やたらと長い全長と、側面に貼られた木目シートがカッコよく、しかもフロントがベンチシートでコラムシフトです。若かりし頃、こんなアメ車を買って、横に可愛らしい女性を乗せて優雅にロングドライブする姿を夢見ていました。今時こんな渋い車は全然出てきません。アメリカ本土でトヨタ車を中心とした外国勢にコテンパンにされてしまったのが大きな理由です。

アメリカで一番信頼できる車ランキング1位はレクサスですから。車大好き日本人の私としてはちょっと複雑な心境です。フォードもついに日本から撤退しましたね。エコ技術が日本車に追いつけなくて売れないんでしょう。フォードフォーカスの3気筒エンジンとか評判良さそうでしたけど。

yjimage-2外車には日本車にない味があります。研修医時代に欲しかった車がこのアルファロメオの中の名車「アルファ156」です。フロントバンパーにグリルが切り込んでいるあたりがオシャレでした。2リットル・ツインスパークなんて運転してみたかったです。

この車は20年近く前のデザインです。日本車のレベルをはるかに超越しています。日本車のデザイナー軍団はイタリアのデザインには到底敵わないでしょう。この時代にして後ろドアのノブがピラー部分に隠れていてクーペ風のスタイルを表現しています。ものすごいハイレベルです。ただイタリア車によくあることですが、ちょっとした故障が多く、さらに修理できる正規ディーラーが周南市にしかなかったため購入する勇気がありませんでした。意外に小心者の私。

Alfa-Romeo-Giulia-2016-03Alfa-Romeo-Giulia-2016-06大好きだったアルファ156を彷彿とさせる新型車がイタリアで発表されました。その名も「ジュリア」です。なんとも艶かしいお名前。名前だけでもイタリア人のセンスを感じます。

Alfa-Romeo-Giulia-2016-07フロントグリルがぐーんと下に切れ込んでいるあたりがアルファ156そっくりです。いろいろ調べてみると、この車はかなりの高性能みたいです。ということは「高性能=高額」という外車の図式に当てはまることでしょう。おそらくかなり高めの価格設定で日本発売されるはずです。こうしてまた高嶺の花になってしまうということです。でも欲しいなー。

「官能的な車=外国車」ではないと思いますが、外国車に何台か試乗したら味わいがわかります。重めのドアを開け、ハンドルをにぎっただけで違いがわかります。さらに実際に運転するとさらにその凄さがわかります。これが歴史の違いでしょう。ちなみに私は一度も外国車を購入したことはありません。だって高いもん(子供っぽい愚痴)。

yjimage-2数々の外車の中で、やはり車好きの心を捉えて離さないのはやはりBMWです。かなり個人的な偏見もありますけどね。

BMWの中で今一番欲しいのが4シリーズです。6シリーズも超かっこいいけど、値段と大きさを考えると6シリーズは日本向きではありません。4シリーズを簡単に表現すると「3シリーズのクーペ版」です。

2ドアで不便とは思いますが、車のデザインってやっぱりクーペが一番かっこいいです。テールラインが下に流れていく姿が最高にかっこいいです。4ドアセダンにはこの魅力は出せません。

yjimage-3このブログ内で何度も登場した車ですが、欲しくてたまらない車が4シリーズの最高峰である「BMW M4」です。BMWの中のレーシング部門を担当していたM車が特別にチューニングした車です。カーボンを利用した軽量技術を駆使し、レースで得たノウハウを惜しみなく注入した現代の名車です。ボンネット内にあるフロントタワーバーまでカーボンで出来ています。最高です。

ちょっとMっ気のある40歳のおっさんが乗る車、略して「M4」。まさに私が乗るための生まれた車といっても過言ではないでしょう。心から欲しい車ですが、値段が高すぎて妻に怖くて言えません。

最後は下ネタで締めさせていただきました。で、官能的な車って何?結論は出ないまま。。。。

 

Mazda-roadster-RF-05Mazda-roadster-RF-01追伸:せっかくなので車ネタを続けます。ついにロードスターのハードトップ車が披露されました。予想に反してポルシェのタルガトップ風になりました。屋根からリヤにかけて、中央部分のみ収納されるタイプです。完全なるフルオープンではありません。しかもエンジンの排気量が上がるみたいです。

image以前、開発主査の山本さんは「2リットルは絶対に出さない!」と偉そうに話してたのに、結局今回搭載されるエンジンは2リットルみたいです。嘘つき!ちょっと気になりますが、今の1.5リットル車で十分満足しているのでちょっとだけしか悔しくないです。でも出たら絶対に試乗してきます。

車の話になると長くなりすぎてしまうマニアおじさんでした。本当はまだまだ書けます。